1959-09-11 第32回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
信用金庫について基本通牒が先般出ました。これは、本来の性格、さらには将来におけるそのあるべき姿を想定して規定したものでなくて、現在を確認をしたというふうにとどまっておると私は思うわけであります。ただ言うならば、顔から足、近代化の方向をなるべく続けておるのでありますけれども、信用金庫の諸君に話を聞いてみますと、まあまあというところですな、つまりぬかにくぎのような雰囲気を呈しておるわけであります。
信用金庫について基本通牒が先般出ました。これは、本来の性格、さらには将来におけるそのあるべき姿を想定して規定したものでなくて、現在を確認をしたというふうにとどまっておると私は思うわけであります。ただ言うならば、顔から足、近代化の方向をなるべく続けておるのでありますけれども、信用金庫の諸君に話を聞いてみますと、まあまあというところですな、つまりぬかにくぎのような雰囲気を呈しておるわけであります。
そういう意味におきまして、先般の基本通牒も、御指摘の通り、現行を特に変えるという趣旨ではございません。では信用組合との関係はどうかということでございますが、これは、信用金庫につきましては員外預金を取り入れる。信用組合の方は会員外の預金は取り入れない。それから信用金庫は地域を中心といたします。信用組合は職域とか業域を中心とする。こういう従来の考えを守って、その方針に従ってやっていきたい。