1990-05-29 第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
○岡部政府委員 今回の改正で基本退職金部分と付加退職金部分の二階建てとなるわけでございます。この付加退職金部分につきましては、事業主が加入される段階でその時点の金利情勢等から将来の支給率を推計することは可能でございます。それをもとにいたしましてモデル退職金額表というものを作成いたしまして、加入労働者及び事業主の利便に供したいというふうに考えております。
○岡部政府委員 今回の改正で基本退職金部分と付加退職金部分の二階建てとなるわけでございます。この付加退職金部分につきましては、事業主が加入される段階でその時点の金利情勢等から将来の支給率を推計することは可能でございます。それをもとにいたしましてモデル退職金額表というものを作成いたしまして、加入労働者及び事業主の利便に供したいというふうに考えております。
○岡部政府委員 今回の改正、基本退職金部分が五・五でございます。これに付加退職金を加えまして、さてどこまで行くかということが注目されるところでございますが、先生の御懸念の点につきましては私どもも一番頭の痛いところでございますが、先ほど申し上げましたように、従来の六・六でつくられました表に遜色のないような水準を確保したいということを考えているわけでございます。
○岡部政府委員 もし仮に五・五%利回りの基本退職金部分だけでいたしますとこれは現行の制度より見劣りするでありましょうが、しかし、現在の金利動向を勘案いたしますに、大体六・五%ないし七%の利回りを確保し得るのではないかと私ども考えているところでございまして、そういたしますと、六・五%ですと若干現行を下回るぐらいの水準かもしれませんが、七%になりますと現行の退職金水準よりも若干高いところに位置するわけでございまして