1967-06-14 第55回国会 参議院 本会議 第16号 権利の保障に重点を置いた裁判所の判断が正しいのか、政治秩序を守るためと称する行政府の判断が正しいのか、いずれが正しいのかに迷っているありさまでありますが、こんなことが平然と行なわれるようでは、三権分立は名だけであって、事実は、どんな公正な判決が行なわれたとしても、結局、政治権力によって壟断されるに至るであろう危険を、国民は、はだで感じ取っておるのでありまして、ことに、今回の事件の性格が、国民の基本的権利一般 占部秀男