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6699件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1949-04-05 第5回国会 参議院 法務委員会 第4号

請願の内容は、新憲法第十一條によつて國民はすべての基本的人権の享有を保障せられ、同じく第二十五條によつて、すべて國民は健康にして文化的な最低限度の生活を営む権利を認められておるにも拘わらず、これと甚だしく矛盾抵触する旧來の借地借家法が現存するため、國民の大多数を占むる借地借家人は絶えざる居住の不安に脅かされ、ために日常生業に勵むことを阻害されるは勿論、惡徳家主の下に呻吟せしめられるものに至つては、遂

泉芳政

1949-04-05 第5回国会 参議院 本会議 第9号

後になつて再調査の結果所得額が軽減されて、差押物件を引取りに行つたときには、すでに「早いもの勝ち、時價により遥かに安い」との宣傳の下に公賣されていたといたしましたら、正に憲法第二十九條に保障されております財産権の侵害であり、基本的人権の蹂躪であります。(「その通りだ」と呼ぶ者あり)こうした実例のあることを幾らも聞いております。

川上嘉

1949-04-05 第5回国会 参議院 本会議 第9号

政府労働法規改正の理由として、労働組合民主性確立と、労働爭議の公共の福祉との調和を図ることを謳つておるのでありますが、その内容において、労働者権利と自由を不当に制限し、組合運動を圧迫するものであり、今や全労働者は結束して、憲法保障する労働者基本的人権を擁護するために労働法規改惡反対闘爭を展開しておるのであります。

田中利勝

1949-03-31 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第3号

この栃木縣及び福島縣におけるいわゆる人身賣買事件についてという書類に関してでありますが、厚生当局、ことに児童局の今後の対策として、最後のページにありますように、対策の一に書いてありますところの兒童の最大の幸福は両親の膝下で育つことであり、兒童基本的人権尊重しなければならない、この思想を徹底させ、いわゆる兒童賣買の惡弊の根源を絶つということを書いてありますが、この具体的な御説明を願いたいと思います

福田昌子

1949-03-29 第5回国会 衆議院 本会議 第7号

憲法國民の自由、基本的人権を認めておりますが、両法の基本たる憲法國家維持発展目的とするものであつて、國の再建、生存を阻害する行為のごときは、憲法に記載なくとも、國民の自由の範囲を逸脱したものと言わねばなりません。從つて反対修正の御討論は何らの根拠なきものだと存ずるのであります。  

小松勇次

1948-12-22 第4回国会 衆議院 本会議 第20号

しかし、敵軍行動を自由奔放のような御答弁をなさるように、まつたく法律にしろうとでいらつしやる法務総裁でありますから、私はこれ以上質問しないのでありますが、検事くらい、いわゆる法令のわくにはまつている、自由奔放と反対行動をしなければならないものはないのでありまして、基本的人権のために当然のことでありまするにかかわらず、検事が自由奔放に活動するような印象をこの國会に與えられた法務総裁は、はなはだ私は

猪俣浩三

1948-12-16 第4回国会 参議院 法務委員会 第9号

こちらから頂きました資料を拜見して感じましたことは、この裁判に当つた判事の方たち、それから又この委員会でも、浦和充子さんが子供を殺した動機というものは一應是認していらつしやるようであつて、そしてここで問題になつているのはその子供を殺した基本的人権の問題を取上げていられるようでございまして、私はこれだけの資料を拜見いたしまして、その動機自身が一体是認し得るものであるか、果してどういう動機であつたかということに

松岡洋子

1948-12-16 第4回国会 参議院 法務委員会 第9号

それでいるのに、判事や檢事の人が、社会問題、生活苦だということを非常におつしやる、それで寛大にする、それはやつぱり裁判民主化とか、いろいろな官僚的でなく裁判をしようということで、又被告人権を重んじようとする、平沢の事件なんかで皆が非常に困つた立場なつたというようなことから、非常にへんてこりんな基本的人権尊重の方で、ああいうもののために裁判所は非常に被告人権を重んずることを社会問題としているが

宮本百合子

1948-12-16 第4回国会 参議院 法務委員会 第9号

タマヱ君 自由人権協会の方の主張の中に、判決態度が述べられていたようでありますが、それに日本社会意識を反映した意味の判決ではない進歩的、指導的、裁判でありたいということでありましたが、これは専門家のお揃いでありまして、判決には一体どういう態度であるべきか、私はむしろ後者の方がいいのじやないかしらんと思いますけれども、それから考えますと、今委員長さんがおつしやつたように抛棄なさらないで、この場合は基本的人権

深川タマヱ

1948-12-13 第4回国会 参議院 本会議 第11号

併しながらこれら一部の人たちには何らの処置も行われていないのに至りましては、新憲法のその基本的人権尊重し、無差別平等の精神に甚だししく違背するものであり、再建日本の將來に取返しの付かない禍根を残すことは必定でありますので、これ以上この問題を遷延させ得ない事情の下に、党派を超越して各派代表の提案となつてここに上程したものであります。  

岡元義人

1948-12-12 第4回国会 衆議院 本会議 第10号

第一に、刑事訴訟法施行法案について申し上げますと、日本國憲法精神にのつとり、基本的人権尊重を基調といたします新刑事訴訟法は、來年一月一日から施行されることになつ工おりますので、それまでに現在裁判所等で取調べが行われておる事案に対しては、新法によるか現行法によるかについて経過的措置を講ずる必要があります。

高橋英吉

1948-12-11 第4回国会 衆議院 法務委員会 第3号

ところがこれが不拘束のまま起訴になつて無罪なつた場合に、この刑事補償法には少しもこれに対する考慮が拂われていないという点は、新憲法第十一條基本的人権確立という條項に反するものでありまして、この憲法四十條の意味するところは、そういう人にでも國家有形無形補償をなすべきであるという精神が含まれていると解するのが進歩的な考え方ではないかと思います。

中村俊夫

1948-12-10 第4回国会 衆議院 法務委員会 第2号

すでに述べました如く、刑事手続における事前保障は、刑事訴訟法がこれを規定するところであり、この刑事訴訟法は、第二回國会において、基本的人権保障を強調する新憲法精神にのつとり、画期的改正がなされました。今回、本案の成立を見るに至りますならば、刑事手続における事後補償もまた全きを得るに至り、事前事後の両面相まつて基本的人権保障が完全となることと存ずるのであります。

殖田俊吉

1948-12-10 第4回国会 衆議院 労働委員会 第3号

といたしまして、それに類似する、あるいはそれを思い起さしめるような法律案の提出されることに対しえは、少くとも國を眞実に愛し、わが日本の民族を憂うるものにとりましては、いささき思いなきを禁ずることができないのでありまして、しかもこの第十七條は、このような爭議行為禁止の目的をもつてつくられておりますが、爭議行為そのものは、いまさら繰返して申し上げるまでもなく、憲法改正に伴いまして、わが日本國民基本的人権

中原健次

1948-12-10 第4回国会 衆議院 人事委員会 第6号

あなたの立場から見れば、國会政府が間違つておるということは、とりも直さず國家公務員立場から見れば、國会政府が間違つておるということになつておる、そうしますると、民主主義の原則に從つて國家公務員はその氣に食わないことをきめる國会政府を、みずからの意思によつて改め得る基本的人権を、やはり有すると思う。

相馬助治

1948-12-09 第4回国会 参議院 本会議 第7号

次に地主についてでありますが、土地制度改革のために地主拂つた犠牲に対しては、憲法において基本的人権及び財産権尊重の見地から妥当なる措置を講ずるすとが必要であります。而も農地改革が、買收賣渡事務の完了、登記の促進、代金の收納と支拂というような、事務的処理の段階に達しました今日、尚、政府施策の拙劣、事務の澁滯のために、必要以上の犠牲を余儀なくされておりますことは納得が行かないところであります。

藤野繁雄