1981-04-17 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
この基本構想原案におきましてもその点を踏まえまして、世界にはそれぞれの文化、それぞれの価値の体系にふさわしい多様な人間の生き方があるんだと、したがいまして、固有の文化が固有の価値の体系をもって固有の科学技術を育てると、こういうとらえ方をすべきであろう。
この基本構想原案におきましてもその点を踏まえまして、世界にはそれぞれの文化、それぞれの価値の体系にふさわしい多様な人間の生き方があるんだと、したがいまして、固有の文化が固有の価値の体系をもって固有の科学技術を育てると、こういうとらえ方をすべきであろう。
それから最後に中身の問題で、結局これはテーマと展示によってその基本が決まると思うんですが、それにつきましてはこれ未定稿ですが、「基本構想原案」というので、ここで申しますと、「実験・行動」の分野が一番どうしても中心になろうと思うんですね。 そこでやっぱり五類と八類。五類が「豊かに生きる」ということに関する部分。
やっぱりそういう意味で、国際条約に基づいて日本に位置づけられたこの科学博覧会というものは、ここにも書いてあるように、種類は「国際博覧会条約に基づく特別博覧会」、テーマは「人間・居住・環境と科学技術」、「基本構想原案」としてあります。
ことしの一月に財団法人国際科学技術博覧会協会がまとめました基本構想原案によりますと、予測入場者数二千万人、会場面積百ヘクタール、こうなっているわけですね。この数字は今後の計画策定の際にふえる可能性があるのか、あるいはこのままでいくのか。いかがですか。
○伊原参考人 基本構想原案と申しますのはこれが最終案ではございませんで、さらに各方面の御意見をいただきまして最終の成案を得たいと思っておるわけでございます。したがいまして、これから先もいろいろ、政府並びに地元の市町村その他関係民間団体の御意見も十分踏まえまして、さらによりよい基本構想にいたしたいと思っております。
それと、基本構想原案では、会場構成について、開催地の特徴を生かすという意味で、谷田部町会場、研究学園都市地区会場、情報・通信・輸送会場、研究者村の四会場による幅広い会場構成を提案していると聞いております。おもしろい試みであると考えますが、この会場構成の考え方及び今後どのように具体化していくのか、その点についても御意見をいただきたいと思います。
○中村(喜)委員 次に、本日は、博覧会協会の伊原事務総長にお越しをいただいておりますので、基本構想原案が発表されたわけでありますが、私も一読をし、従来のからを破った画期的で夢のある博覧会とすることができるのではないかと期待しているわけでありますけれども、そこで内容に関連して二、三の点についてお伺いをしたいわけであります。