1985-04-19 第102回国会 参議院 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号
○政府委員(吉原健二君) 今御質問にございましたように、社会保障制度審議会の基本年金構想というのは、基本年金部分につきましては所得型の付加価値税を創設をしてその付加価値税をもって基本年金の財源に充てる、こういう御意見であったわけでございます。
○政府委員(吉原健二君) 今御質問にございましたように、社会保障制度審議会の基本年金構想というのは、基本年金部分につきましては所得型の付加価値税を創設をしてその付加価値税をもって基本年金の財源に充てる、こういう御意見であったわけでございます。
社会党案を拝見させていただきましたけれども、仮に六十一年から基本年金部分を全部税金でやるということにいたしますと、八兆を超えるような財源が要るわけでございます。
そういう中で考えてみますと、昨日の委員会でもございましたが、公務員制度、現在の公務員共済につきましても、当然でありますけれども、将来的には生存権の問題というのか、公的部分というのか、基本年金部分というのか、基礎年金部分というのか、保険制度というのか、そういう土台部分と、それから職域部分といいますか企業的部分と申しますか、公務員制度に関係をする部分となってくるであろう、そういう方向に向かっていくのが当然
また厚生年金には、基本年金部分とそれから加給年金がプラスされるわけですね。しかしながら、共済には加給年金制度はないわけです こういう立場から考えてまいりますと、いま二つに並べられている共済年金の計算方式というものは、根本的に洗い直すべきだと私は思うのですが、いかがですか。
いわゆる基本年金部分すなわち定額部分と報酬比例部分、これには七二八%が掛けられていくわけでございますけれども、共済組合のいま言った通年方式の方は、定額部分は同じ七・八%であっても、もう一つの報酬比例部分については四・四%ということになりますので、厚生年金と相対して確かにこれは率として低額になることはもう明白であります。ですから、こういう点も大いに改善していかねばならぬ問題点である。
○小川(省)委員 最低保障額の引き上げでございますけれども、本年基本年金部分は引き上げられますが、加給年金額の部分は引き上げられていないようであります。これは寡婦年金の引き上げを見送ったといいますか避けたためだろうと思うのでありますが、この辺の状況はどうなっているのか、寡婦年金は次の通常国会で手を加えて提案をしてくる意思がおありかどうか、伺いたいと思います。
そこでお伺いしたいのですが、社会保障制度審の建議書の中の最も中核部分である国民全体に基本年金として夫婦で五万円程度を目安として、だれでも同じように支給するということで、わが国では夫婦で基本年金部分として五万円を、これからどのくらい時間がかかるかわからぬか、いろいろ検討しながら、その方向に、いまから歩み出そうとしている。