2000-04-19 第147回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
現時点においては依然として地域通信市場における独占的な地位にございますので、ユニバーサルサービスはまさに日本にとっては今一番重要なときだという認識を持っておりますところを勘案いたしましても、そういう提供し得る唯一の事業者であるという思いがいたしますので、基幹的通信事業者であるこのNTT法によってしっかりこの辺は規律を行うことが必要であるという考え方を持っております。
現時点においては依然として地域通信市場における独占的な地位にございますので、ユニバーサルサービスはまさに日本にとっては今一番重要なときだという認識を持っておりますところを勘案いたしましても、そういう提供し得る唯一の事業者であるという思いがいたしますので、基幹的通信事業者であるこのNTT法によってしっかりこの辺は規律を行うことが必要であるという考え方を持っております。
電気通信サービスを提供している我が国の基幹的な通信事業者であることから、その経営が適正かつ効率的に行われ、国民生活に不可欠な電話サービスのあまねく、いわゆるユニバーサルサービスですね、安定的な提供やその確保ができるようにすることが必要であり、電気通信技術の研究開発の推進、成果の普及という責務を同時に果たしていただくことを期待して特殊法人としてNTT法が規定されておるわけでありまして、現状において基幹的通信事業者
次に、NTTとKDDを外資撤廃かち除いて二〇%規制を残すことにしたという問題につきまして、平成四年、今から五年前の改正の時点で、この逓信委員会の場で質疑が行われたときに、郵政省としては、基幹的通信事業者としての役割が大変大事であって、外国の影響力を過度に受けないようにするためにそうした二〇%規制を残すことが大事なんだ、こういう意味の答弁をされておりますけれども、今回の交渉に当たってもそうした方針というのは
これは、たまたま私の手元に平成四年の五月の質疑があるのですけれども、なぜ外資規制が必要かという質問に対しまして、当時の森本政府委員が、やはりこのNTT、KDDとも基幹的通信事業者である、基幹的通信事業者として経営の自主性を確保するために必要なんだ、こういう御答弁をされているのですね。
基幹的通信事業者であるNTT、とりわけ現在の日本の実態からいいますと、加入者線を全面的に持っておりますNTT、このNTTにおきましても、十二月二日に光ファイバー化についての見解を表明いたしております。
○五十嵐政府委員 ただいまお話ございましたように、NTTは日本の基幹的通信事業者でありますと同時に、現実的な問題としては、各加入者一軒一軒まで加入者網としてネットワークを構築しているのはNTTだけでございます。そういった意味では、NTTの情報通信基盤整備に当たっての持つ役割は極めて重いというふうに思っております。
そうした意味合いで、KDDが世界じゅうの対地とほぼ通信ネットワークの構築を現在可能にしているのもそうしたゆえんであろうと思いますので、特に両社が持っております基幹的通信事業者としての役割に思いをいたしましてこういう措置にいたした次第でございます。 なお、通信と並んで非常に重要な放送事業、民間の放送会社でございますが、あるいはCATVもこれと同じ規制になっておるわけでございます。
今回、NTT、KDDにつきましては、こうした一般の事業者と異なり、この両社はいずれも日本の基幹的通信事業者として今日までいわば独占のもとに、多くの国民の協力を得ながら全国に展開するネットワークの構築、あるいは全世界の対地とどこでもほとんど通話ができる体制を構築してまいったわけでございますから、さらにこうした外国の影響力の問題については十分考慮をする必要があるだろう。
○森本政府委員 会社の役員と申しますのは、会社の経営上の重要な事項に関しまして関与をするわけでございますので、さっき申しました外国からの影響力に対して我が国のKDD、NTTともども基幹的通信事業者として経営の自主性を確保するというためには、役員就任についても外国人について制限を加えるということが適当であろうと判断した次第でございます。 この点、諸外国の事例もいろいろ調べてまいりました。
○森本政府委員 今回の法改正では、外資規制について緩和はいたすが五分の一未満にする、こういうことにいたした理由でございますが、NTT、KDDは新規参入があるとはいえ、これまでの実績を踏まえまして依然として基幹的通信事業者として、NTTは日本国内全域に、あるいはKDDは全世界対地にネットワークを維持しておるわけでありまして、依然としてこの競争時代にあっても基幹的通信事業者としての役割は大変大事でございます
しかしながら、そういった点にのみ注意を集中して、長い目での投資の問題とかあるいはサービスの問題、こういった点がおろそかになってはいかぬということは確かにもう御指摘のとおりでございますので、そういった点も十分に認識をしながら、これからの国際的な基幹的通信事業者としての役割をしっかり果たしていただきながら、そういった点も踏まえて十分に基幹的な国際的な通信事業者としての幅広い見識を持っていただき、なおかつ
私は、この競合問題につきましては、NTTがアンフェアなことをするとか、あるいは基幹的通信事業者の立場を利用するとか、こういうことは厳に慎んでいただきたい。お隣におられますが、そういうふうに思っておりますが、基本的には私は原則自由、レッセフェールであると。