1974-05-09 第72回国会 衆議院 内閣委員会 第27号
それから板付、伊丹等についても、これは関係市を含んで、福岡には板付基地移転促進協議会という市議会を中心にした組織がございます。これは情勢の変化もございますが、板付、伊丹も、いまや空港都市、基地としての性格は薄らいでおる。再使用が全くないとは考えませんけれども、情勢のおもむくところは、それを不可能にしておると私は思います。
それから板付、伊丹等についても、これは関係市を含んで、福岡には板付基地移転促進協議会という市議会を中心にした組織がございます。これは情勢の変化もございますが、板付、伊丹も、いまや空港都市、基地としての性格は薄らいでおる。再使用が全くないとは考えませんけれども、情勢のおもむくところは、それを不可能にしておると私は思います。
そこで福岡の場合は昭和三十年の六月に全市民が一体となって、政党政派を超越して、福岡市に板付があったなら困るというので、板付基地移転促進協議会というのを作って、現在まで移転について陳情を続けて署名も行ない、請願も行なっておるわけです。そういう市民の要望については、何らの具体的な皆さん方の努力が示されずに、昭和三十二年、そうして今回、また来たるべき将来に南の方、こういう拡張が現実に行なわれておる。
従って、板付基地については、福岡市民に与える有形無形のいろんな被害、不安について、福岡市としては、超党派的に板付基地移転促進協議会が昭和三十年六月に結成をされまして、自来、今日まで移転の陳情を続けてきておる。そうして、昭和三十一年一月十一日に、衆議院の内閣委員会から板付基地調査団が派遣をされております。
福岡市に設けられました板付基地移転促進協議会は保守、革新を問わず、あるいは朝野を問わず意見一致して結成されておりまして、板付基地が福岡周辺にあることは、あらゆる角度から福岡市民にとって不幸であるので、早急に移転してもらいたいという見解をとっております。皆さんも御承知の通り、その周辺の山々には、数年間をかけて膨大な地下防空施設等も設置されて、次第にこれが増強されつつあるという現状です。
こういった問題について福岡市の板付基地移転促進協議会は都心部に空軍基地があるということについて、好ましくないという観点に立って移転を要望しておることは御承知の通りであります。この問題につきまして、大臣はこういった一つの基地によって、十数校が教育上重大な支障を来たしておるという現状に対して、板付基地の移転という問題について、どういう見解を持っておられるか。
次いで、学校騒音防止対策工事、航空機による事故補償、航空機の離着陸による住家の移転問題及び農耕阻害問題、板付基地移転促進協議会の結成と活動状況、米空軍の板付配置に伴う軍の施策等について説明を聴取いたしましたが、調達同としては、板付飛行基地の移転問題は、軍の立場からは、戦略的、経費、時間的の問題から、なかなか困難なものがあるようであり、基地反対の運動趣旨も十分理解しており、局全体をあげて、住民の迷惑となることは
ところが御承知のように、福岡では基地移転促進協議会というのが福岡にできまして強力な問題になっている。しかもかてて加えてそういったいわば軍事警察的なスパイ的なやり方が公然と行われている。こういうふうになって参り、しかも国内法では一応守られる建前になっておるし、守られることを労働省当局その他調達庁にしても同様に述べられておりますが、事実は守られておらない。
地元の福岡市では、昨年四月以来、市長を初め婦人会、各種学校、同PTA、全市議会議員及びその他各種の諸団体を包含する板付基地移転促進協議会を結成し、超党派的にかつ切実な市民運動を展開しておるのでありまして、昨年十一月十二日には、板付基地移転促進の市民大会を開催して移転要望等の決議も行なっておるのであります。
六月二十五日、基地移転促進協議会が市長、市議会、民間団体等によって結成され、二十万世帯をこす基地増強反対の署名が集まりましたのも市民の意向を明瞭に物語っております。