1999-04-15 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
博多港埠頭を基地とし、前線の増強兵員と多量の兵器弾薬が続々と発送され、ために埠頭一帯はたちまちにしてこれらが山をなし、倉庫は充満、兵員の波があふれるようであった。そして、埠頭は兵員輸送、兵器弾薬の運送、LST型輸送船、病院船の着岸乗降積載と、陸も海も芋を洗うがごとき状況を呈した。
博多港埠頭を基地とし、前線の増強兵員と多量の兵器弾薬が続々と発送され、ために埠頭一帯はたちまちにしてこれらが山をなし、倉庫は充満、兵員の波があふれるようであった。そして、埠頭は兵員輸送、兵器弾薬の運送、LST型輸送船、病院船の着岸乗降積載と、陸も海も芋を洗うがごとき状況を呈した。
その背後関係のこの埠頭一帯は、全部これは、むつ製鉄をつくるための敷地でしょう。これは敷地として確保する。そのためにこれは整地したんでしょう、東北開発が。その向かい側の、地図でピンク色の土地ですね、太平地区というところ。これは工業用地として、むつ製鉄の関連産業をここへ受け入れるということでできた、整地をされたわけでしょう。総計で大体七万坪にセメントが打たれ、岸壁工事が行なわれているわけでしょう。
その付近にはいろいろなこういう危険なタンクがあるわけでございまするので、そういったものにこの火が入りました場合の人命に対する配慮だけは、十分に私やかましく申しましていたした次第でございますが、どうもただいまの状態から見ますと、民家のほうへ逐次延焼していく危険があるし、これらのタンクが全部爆発いたしますと、埠頭一帯はおそらくだめになるだろうという予想がされますので、おそらくは破壊消防に入った、かように