1986-08-08 第106回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
現在、城山地区につきましては、県と共同いたしまして調査を行っているところでございまして、この結果を踏まえまして、御指摘のとおり、予防治山という観点からも十分対処してまいりたい、こういうふうに考えております。
現在、城山地区につきましては、県と共同いたしまして調査を行っているところでございまして、この結果を踏まえまして、御指摘のとおり、予防治山という観点からも十分対処してまいりたい、こういうふうに考えております。
——北九州市の城山地区なんですが、ここは小学校ももうついに移転いたしました。それほど大気汚染のひどい、降下ばいじんのひどい、浮遊粉じんのひどい地域であったわけですが、だんだん住宅の移転が行われておりますけれども、集団移転ということが行われるという計画があったわけですけれども、企業の方でその負担ということになかなか承諾がなくて、今日まで実施が思うようになされないままきているわけですね。
○参考人(熊崎正夫君) 御質問ございました、北九州市の城山地区の件でございますが、昨年のたしか夏ごろだと思いましたけれども、北九州の谷市長が私のところにおいでいただきまして、その際に計画の概要の御説明をいただいたわけでございます。
○内田善利君 その場合、幅員どれぐらいのグリーンベルトになるのか決まると思いますが、この城山地区は、これをもっと広げるとか、そういうことは可能ですか。
特別委員会で聞きますけれども、こういう集団移転、公害による集団移転というものについては城山地区がテストケースであったわけです。それがこうして不首尾に終わった。そのために学校が廃校にならなければならなくたった。子供たちの言葉は、公害問題が片づけばこの学校はよくなると、こう言いながら、言い残しながら移転して行っているわけですね。
この小学校がこういった大気汚染によって廃校になるというこういう事態、これは初めてのケースと思いますが、私も、公害特別委員会で、この北九州のこの地区における大気汚染の問題は質問して、小学校の子供たちに対するあるいは中学校の子供たちに対する北九州市内の医師会のデータを挙げて指定地域にしていただくようなことになったわけですけれども、また、昭和四十七年にはこの城山地区の住民移動という問題も起こりまして、北九州市
北九州地域の公害防止計画におきましても、この城山地区につきまして、三方を重化学工業地帯に囲まれておるというふうなことから、住宅移転を積極的に進めると、こういうことになっておりますので、環境庁といたしましては、この事業の実施の主体であります北九州市さらに福岡県と連絡をとりながら、この事業が円滑に進められるように指導をしてまいりたいと考えておるところでございます。
○内田善利君 この程度でやめますが、北九州の城山地区というのは、御存じのようにいまでも月一平方キロメートル当たり五十トンないし六十トンの降下ばいじんが降っているところなんですね。
ところが、たとえば一つの例をあげますと、北九州市の中で八幡区の城山地区というのが降下ばいじんでは日本一というところで、どちらから風が吹こうともばい煙が必ず入る。一ぺん盲腸炎をわずらわないと城山小学校の先生の資格は出てこない、これほどまでにいわれているところでございまして、すでに事業者側といたしましては、新日本製鉄は社宅を全部移動させてしまった。
ところが、いまお話ございましたように、ここで再び増加の徴候を示しておるということでございまして、特に八幡、戸畑、若松、これだけが高くて、八幡の城山地区あたりでは四十三年度最高九十八・五トン、平均五十二・一トンと非常に高くなっております。
地域的に申し上げますと、八幡、戸畑及び若松地区が高く、特に工場地帯に囲まれた八幡の城山地区というところでありますが、ここは四十三年最高九十八・五トン、平均五十二・一トンのきわめて高い値を示しました。