1970-03-18 第63回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第6号
いずれにいたしましても、地元だけが犠牲を払うという考えはないのでございまして、ただ、ややもしますればそういう水源地帯においては相当の埋没地帯も出てくるでしょうし、そういう関係から被害感が相当深刻であるということは、いずれの地帯においてもそれは共通したことだと思います。けれども、全体の関東地区、首都圏全体がよりよき社会経済発展のためには、やはり広い心で協力していただくということも必要であろう。
いずれにいたしましても、地元だけが犠牲を払うという考えはないのでございまして、ただ、ややもしますればそういう水源地帯においては相当の埋没地帯も出てくるでしょうし、そういう関係から被害感が相当深刻であるということは、いずれの地帯においてもそれは共通したことだと思います。けれども、全体の関東地区、首都圏全体がよりよき社会経済発展のためには、やはり広い心で協力していただくということも必要であろう。
これらは復旧をしてみたところがまたすぐダムの埋没地帯になる、その際にはまた問題が起きると思います。そういうふうなものにつきまして、できるだけ早くダムの予定地に、埋没地なら埋没地ということで指定されたほうが賢明じゃないのか、私はこういうふうにも考えますが、建設省におきましてそういうふうなことにつきまして御考慮になっておりますかどうか伺いたい。
そこで私これを考えますのに、この埋没地帯の土地の接収あるいは家屋の立ちのきということについては、これは県がやったのか建設省の方かわかりませんけれども、その買収の価額以外に、協力慰謝料というようなものを相当出しておるのであります。学校がこういう協力をし、さらにそういう犠牲を出し、あるいは病人、けが人を出しておる。
○小西英雄君 まだそういうふうな調整の事項が非常に残っておる際に、われわれがここで値上げの案を審議することはどうかと存じますが、一つ、特に融通電力についてもいろいろ政治折衝が残されておるのなら、その点を努力していただきたいと同時に、もう一つお願いしたいのは、とにかく電源開発においても、不当な埋没地帯の、常識で考えられぬような料金を平気で政府が容認しておる。
すなわち埋没地帯に対する一時的な補償という問題ではなくて、ダムができたために年々少しずつ埋まってくるとしますと、上流地帯の堤防をかさ上げしなければならぬとか、あるいはそのために付近が冠水するということが非常に多くなってくるわけであります。そこでその被害であります。受益者があると同時に、一方においてはそういう被害が出てくる。