1983-04-12 第98回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
それから二つ目には、国の定める溶出基準に合格をしても、有害物質の含有量が一定量を上回るものについては、その埋め立て方法について独自の規制をこの神戸市の要綱は定めているわけであります。 以上述べましたように、各方面からのいろいろ批判が提出をされておる問題でありますから、したがって、現行の溶出試験、これについては問題があり、改善をすべきであろうというふうに私は思うわけですが、環境庁どうですか。
それから二つ目には、国の定める溶出基準に合格をしても、有害物質の含有量が一定量を上回るものについては、その埋め立て方法について独自の規制をこの神戸市の要綱は定めているわけであります。 以上述べましたように、各方面からのいろいろ批判が提出をされておる問題でありますから、したがって、現行の溶出試験、これについては問題があり、改善をすべきであろうというふうに私は思うわけですが、環境庁どうですか。
それからあとは埋め立て方法のおただしがございましたでしょうか。
というのは、何も埋め立て方法が悪いと言っているんじゃない。中に捨てられるものによってはこれは違ってくるわけですから。そういう場合に、実は土地をつくったがなかなか土地はうまく売れないとか、もしくは自分たちが思っていたとおり売れがたいというときになったら、今度はまたそのしわ寄せが地方自治体にいったんじゃかなわぬわけですが、そのことはありませんでしょうね。
従来の埋め立て方法を仮にとるとして、わが国の沿岸水深五十メーターまでべた埋め立てでいくとしますと二百四十億坪の国土ができます。しかしながら、これはなぎさがなくなる等いろいろな環境上の問題もございますので、値段は三分の一で済みますけれどもこれはとりません。この三十五億坪を完成させたとして、百年間の土地需要の増し分の三百七十六万ヘクタールの三分の一にすぎません。
審議会の答申を得て、その内容を検討して、予算の規模なり、あるいはどういう埋め立て方法をやるのか、あるいは埋め立てと、日本の船舶技術を生かした浮上した滑走路をつくるか、そういう技術的問題についてはまだ答申を得ていませんので、答申を得てから明確に御返答申し上げたいと思っております。
しかし特にいま例としてお示しになりました関西国際空港、これは私はそのようには、新聞に書いてありましたようには考えておりませんのでございまして、どういう規模でどういう場所につくるかということは、まだ具体的な答申がございませんから、いまここで関西国際空港について具体的なことを申し上げるのは早いのでございますけれども、新しい埋め立て方法ができましても一切の埋め立てばもう禁止するんだということではございません
○松本(忠)委員 時間もございませんから、ちょっと念のため伺っておきますが、要するに関西新空港をいずれどこにつくるか、泉南沖かあるいは神戸沖か、そういったこともきまっていないわけですから、つくるとすれば埋め立て方法ではなくてやはりこういった、要するにフローティング工法とか桟橋工法を採用せざるを得なくなるんじゃなかろうか。どこでおやりになるとしても、埋め立てでおやりになる考えですか。
コンクリート塊で一部埋め戻していくというふうなこと、あるいはまた土壌の安定剤を一部入れまして、それを利用して、さらにその上に普通の埋め立て方法をとっていくというようないろいろな方法があるようでございますけれども、こういう意味での積極的利用の面につきましてさらに技術的開発を進めていく必要があるのではないだろうか、このように考えまして、現在私ども国内でこういう関係の研究をしておられる公的あるいは私的研究機関