1992-05-26 第123回国会 衆議院 決算委員会 第6号
この埋め立て実施については賛否両論、十数年にわたって大変大きく揺れ動いたところでございます。それは、この地域は日南海岸国定公園でありまして、当初は公有水面埋め立てに環境庁がかなり慎重な態度をとっていただきまして、イエスのオーダーがおりなかったところでございます。
この埋め立て実施については賛否両論、十数年にわたって大変大きく揺れ動いたところでございます。それは、この地域は日南海岸国定公園でありまして、当初は公有水面埋め立てに環境庁がかなり慎重な態度をとっていただきまして、イエスのオーダーがおりなかったところでございます。
○佐々木説明員 田中先生御指摘のとおりでございまして、環境庁長官の意見につきましては十分尊重いたしまして、免許庁あるいは埋め立て実施者を指導してまいりたいと思います。 それから、先ほど私の答弁が不足しておりましたので補足させていただきたいと思いますが、工事中の騒音、振動というような問題が御指摘のとおりございます。
したがって現在、認可はされたけれども、これからの埋め立て実施に当たっては、いま言うような点を十分考慮すべきではないか、こう思うのですが、いかがですか。
したがいまして、この八号地の埋め立て実施問題につきましては十分なる環境影響評価を実施することが前提でございますので、そういうことが行われない限りは、この中断を解除する理由にはならないというふうに考えております。
まず第一には、埋め立て実施に際しては、水産業に対する犠牲を最小限度にしてもらいたい。経済の目ざましい発展成長と、人口の増加の趨勢に伴い、工業用地、住宅地等の確保のために土地造成の必要は理解できるが、巨額の費用を投じ、特に沿岸漁業者に著しい犠牲をしいる臨海地域の埋め立てのみにその方向を求めることなく、わが国水産業中最も高価な漁業とされている浅海漁業の犠牲を最小限度にすべきだと思います。
以上申し上げました通り、私どもは本埋め立て実施によって、将来あるこの優良漁場と、沿岸各種漁業の根絶を憂うるからであります。さらに私どもの生活権の確立、擁護を深刻に考えた上でありまして、しかも現在その代かえが絶対不可能であるとの観点に立って申しているのであります。この点は、私どもの意のあるところを十分御推察願いたいと思います。 第二に、この屏風浦一帯の沿岸地域は、横浜市有数の景勝の地であります。