2016-03-25 第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
フランスでも、今先生御指摘のいわゆるアルバ社のEPRというヨーロッパ型の加圧水型炉でございますけれども、これについては、コアキャッチャーなど、そういった点を踏まえて新しいデザインが導入されているというのは承知しているところでございます。
フランスでも、今先生御指摘のいわゆるアルバ社のEPRというヨーロッパ型の加圧水型炉でございますけれども、これについては、コアキャッチャーなど、そういった点を踏まえて新しいデザインが導入されているというのは承知しているところでございます。
こういう状況で、私、この委員会でも大臣と議論させていただきましたが、いわゆる東電の柏崎刈羽、BWR型炉です。これに関しては、フィルターつきベントの問題がありまして、装置の設置をめぐって一旦不適合となり、まさにこれからということになるかもしれませんが、審査の見通しはなかなか立っていない状況なんです。
なお、御指摘のありました欧州での沸騰水型炉については、新設の原子炉にかかわるものであって、現在のところ、欧州でも、いわゆる欧州にある全ての既設の原子炉に対して御指摘のあったような技術の導入を義務づけるような基準にはなっていないものと承知しております。
例えば、スリーマイルアイランドは加圧水型炉の事故でありましたし、今般の福島は沸騰水型であります。 世界的に見ると、どちらかというと加圧水型炉の方を使っている国もありますけれども、ヨーロッパにおいても、いまだに新たに沸騰水型炉を導入している国もございますので、技術的に、私は今、安全上の差異を申し上げるような状況にはちょっとありません。
トルコの場合も、改良型沸騰水型炉、プラントを建設予定です。これは福島原発と同じなんですけれども、原発事故を受けまして、交渉期限を延長しているというふうに聞いております。 今回のこの大変深刻な原発の重大事故、これを受けまして、やはり、今までの原発推進政策というものが根本的に見直されようとしている時期ですね。国内的にも、ゼロベースから従来の政策を見直そうと。
また、これとあわせて、将来のリプレースに対して新しい炉型、日本型炉型の開発も推進すべきであるということ、またさらに、高速増殖炉サイクルに向けても、二〇五〇年ごろの商用化を目指した開発に取り組むべきであるということで、原子力の将来に対する方針が明確に打ち出されたということでございますので、原子力に技術的な面、製造面でもって携わっております産業界といたしましては、現在の建設が縮小している中で、将来に対する
今回の美浜原子力発電所三号機における事故は、加圧水型炉の原子力発電の二次系統で起きたものでございます。これは、一次系統の事故、つまり、放射能を閉じ込めている原子炉格納容器内での事故とは性格が異なると私は考えます。つまり、今回の事故の部位には、放射能で汚染された水は流れていません。そしてまた、どんな火力発電所でも、また一般の工場でも、同様のこのような配管を備えているわけでございます。
○政府参考人(佐々木宜彦君) 東京電力の二十九案件以外に、同じくBWR型炉でございますけれども、東京電力、それから東北電力、それから中部電力、これらにつきまして再循環系の配管にひび割れが見付かったと。それから、更に日本原子力発電の敦賀におきましても、過去、シュラウドにインディケーションがあったというような事実の公表がございまして、私どもも立入検査等、報告徴収を掛けて厳正に調査をいたしました。
もう一つは、「隠された核事故」、梅林宏道さん、横浜に住んでおられる方ですが、彼のこの本によりますと、百五ページに、「ロサンゼルス級原潜のS6G型炉の熱出力は、機械的な効率の向上を考慮に入れると、スキップジャック級の約二倍の約百六十メガワット(十六万キロワット)と推定される。」
かねて原子力発電所を準備すべきときに、日本人の体格に合った標準型炉をどうつくるかというようなこともございましたが、やはり日本人の体位体格が、今、島さんがおっしゃるように、我々は大分大きい体になったぞということがありますが、日本人の体位体格に合った、また戦車等の中に入ればそれぞれ行動が限られる中で用意しなければならぬものがあるわけでございますので、概して言うと、高くつくというようなことは率直に言えようかと
この文章から一体何を感ずるかということですけれども、今KEDOでやっている軽水炉供与というのは、要するに、これはチェルノブイリ型も含めてですが、黒鉛型炉というのは、燃焼度の低い段階でもって運転中に燃料棒を取りかえて純度の高いプルトニウム、核分裂性の奇数番号のプルトニウムを取り出しやすい、だからこれは北朝鮮はやってはだめよ、そのかわり軽水炉ならば核兵器に転用は非常に難しいからこれをやりなさいというふうに
時間がありませんから少し早口になるかもしれませんけれども、例えば軽水炉の場合、加圧水型の場合は三菱重工、沸騰水型炉の場合は日立製作所と東芝。そして、国産動力炉開発の場合は三菱、日立、東芝、富士電機。これは四つとも原子力関連メーカーですね。そして「もんじゅ」の場合、設計、建設では、原子炉容器は三菱重工、一次冷却系は日立、二次冷却系は東芝、燃料交換系は富士電機。
炉の型式でございますけれども、二十四時間稼働、いわゆる全連続型炉はごみが連続的あるいは定量的に炉内に供給されるわけでございまして、したがいまして燃焼の安定化というのが他の方式に比べると高いわけでございます。そういう意味で完全燃焼を図ることが容易でございます。そういう意味からダイオキシン類の発生が少ないものと考えられております。
平成八年四月十日(水曜日) 午後零時一分開議 ━━━━━━━━━━━━━ ○議事日程 第二十二号 平成八年四月十日 正午開議 第一 国務大臣の報告に関する件(高速増殖原 型炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故に 関する報告について) 第二 消防団員等公務災害補償等共済基金法の 一部を改正する法律案(内閣提出) 第三 郵政省設置法の一部を改正する法律案 (
○政府委員(岡崎俊雄君) 先ほど申し上げました新型転換炉実証炉計画の見直しの審議に当たりまして、原子力委員会は、先生御指摘のその代替となるABWR、改良型沸騰軽水型炉の経済性の問題につきまして検討をされたわけであります。もちろんその前提として、技術的に本当に十分可能かどうかということも当然のことながら検討されたわけでございます。
そういう中で、北朝鮮側として、そういう基本的な立場は崩さない中で、韓国を全く排除するわけではないけれども、基本的には韓国型炉という形では受け入れられないというようなことで立場の表明をしたというふうに理解しておりますけれども、先ほど申しましたとおり、交渉途中での段階で、両方とも詳細は明らかにしないという前提で持ち帰っておりますので、これ以上につきまして申し上げることはここでは差し控えさせていただきたいと
それはまさにこの取り決め、KEDOの取り決め自体にも書いてあるわけですけれども、韓国型炉というものを大前提としているわけですけれども、それにつきまして北朝鮮は、公式な表明として韓国炉は受け入れられないということを言明しているわけでございます。
それから、今お触れになりましたように、軽水炉でのプルトニウム利用ということも当然あるわけでございまして、この具体化につきましてはこれまでも考え方は持っておりましたし、今現在、先ほどから話に出ております原子力開発利用長期計画の検討におきまして、具体的な進め方が詰められておる最中でございますけれども、一九九〇年代後半に加圧水型炉、沸騰水型炉、それぞれ少数基において利用を開始する、二〇〇〇年ごろに十基程度
返還プルトニウムは、これは我が国の原子力発電所の使用済み燃料を処理したものでございますけれども、特にイギリスのものは日本原子力発電株式会社東海発電所一号、いわゆるコールダーホール型炉の使用済み燃料の再処理から出たものでございます。
それから、かつて調査団を出しましたのは、チェルノブイル原発事故の後政府が調査団を出しま して、その結果は原子力安全委員会に特別な委員会を設けまして分析し、ロシア原子炉特有の事象である、このようなことは日本の軽水型炉を中心とするような炉では起こり得ないというふうな結論を出していることはございます。