1960-11-28 第36回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第1号
それで排水の、現在のところは坑口から約四百五十メートルぐらい、災害当時はほとんど坑口すぐ近くまで水が参りまして、ほとんど全坑水没というような状況でありましたが、現在はとにかく最大のスピードで排水作業をいたしておりまして、現在坑口から四百五、六十メートル、大体四百五十メートル前後のところまでいっております。
それで排水の、現在のところは坑口から約四百五十メートルぐらい、災害当時はほとんど坑口すぐ近くまで水が参りまして、ほとんど全坑水没というような状況でありましたが、現在はとにかく最大のスピードで排水作業をいたしておりまして、現在坑口から四百五、六十メートル、大体四百五十メートル前後のところまでいっております。
○佐久政府委員 炭坑が非常に被害を受けまして、坑内の全坑水没あるいは一部水没のために、働きたくても場所がないという実情は、お話の通りであります。
それから坑内の保安関係でありますが、全坑水没、あるいは一部水没した、そういう坑内の状況はそれはわかりません。相当の破損をいたしておると思いますが、その他坑内について被害を受けたというような炭鉱について、特に坑内の保安について不安があるという報告は受けておりません。
そのうち、全坑水没——坑道が全部水浸しになつたのが実に九十四鉱でございます。その他は、一部の水没とか、あるいは坑外に浸水を受けたとか、あるいは坑外の施設が破損をしたというようなことに相なつております。なおそのほかに、貯炭の流れてしまつたものが一万七千トンでございます。
先ず第一に炭鉱の関係でありますが、九州の地区におきまして全坑水没いたしました炭鉱が九十四鉱、一部水浪百九鉱、坑外の施設破損五十一鉱、坑外浸水六鉱、貯炭の流失十鉱、計二百七十鉱でありまして、貯炭の流失は二万七千トン、直接被害による出炭減は復旧までに三十八万四千トン減の見込であります。この他輸送機関の麻痺、稼働率の低下等の間接被害による出炭減は大体五十乃至六十万トン程度と予想されております。
炭坑の関係といたしましては、九州地区では全坑が、炭坑全部でございますが、全坑水没いたしましたものは九十四でございます。それから一部水没いたしましたものが百九でございます。
○政府委員(佐久洋君) 全坑水没の分は、これはまだ全然回復しておりませんから九十八坑、これは今朝の状況で、先ほど官房長官がお話になつておるのは、前の……。
その内訳は、全坑水没いたしましたものが百四十九坑、一部水没いたしましたものが二十九坑、坑外施設の被損浸水を受けましたものが十四坑となつておるのであります。なお貯炭の流失量は目下不明でございますが、山元におきましては相当量に上る見込であります。現在のところ出炭減は約十二万トンと推定されるのであります。