1994-06-20 第129回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
そのコンクリート壁から空気が取り込まれて実は地下五百二十メートルの坑底まで垂直の入気立て坑となっているわけであります。私、余り上手ではありませんけれども、地図を書いてまいりました。島の中に入気筒が立っていまして、そこから地下五百二十メートルまで空気が取り入れられている、こういうものであります。これは人工島でありまして、別のところに排出筒があるわけであります。
そのコンクリート壁から空気が取り込まれて実は地下五百二十メートルの坑底まで垂直の入気立て坑となっているわけであります。私、余り上手ではありませんけれども、地図を書いてまいりました。島の中に入気筒が立っていまして、そこから地下五百二十メートルまで空気が取り入れられている、こういうものであります。これは人工島でありまして、別のところに排出筒があるわけであります。
なおかつ、今月に入りましてからそれぞれの産炭地域で座り込みを実行されておりまして、加えて二十二日には人権上の問題とも危ぶまれる坑内の坑底に座り込みをするという一大世論が実は高まっているわけであります。 そういう情勢を踏まえまして私が第一にお伺いしたいことは、去る九月十七日本会議におきまして、私は中曽根総理に対しまして石炭問題に取り組む姿勢についてお伺いをいたしてまいりました。
また、非常に経営状態のよいという太平洋炭鉱ですら、斜坑の長さを全部坑底まで持っていけば六千メートルの長さになるはずであります。その他日本の諸炭鉱を考えてみましても、数千メートルあるいは深さ千メートル程度の場所で採掘、仕事をしているということはもう通常の状況でございます。そういった状況のところというのは、今有吉会長が申されましたように、当然自然条件は悪うございます。
○工藤万砂美君 炭鉱事故には、炭じん爆発だとか、ガス空出、ガス噴出、ガス湧出なんというような坑底での事故が非常に多いわけでございますけれども、恐らくは私どもの現地での得た感じとしては、やはり急激にガス噴出をして、それに火源がちょうど何らかの関係であったというふうに見ておるわけでございます。
○上西委員 私は若いころ実際、金山でありますが、坑底奥深く入った体験を持っております。昔の言葉で言えば、ふんどし一丁に着かえさせられて、キャップライトをつけてずっと回ってみました。あの厳しい作業条件の中で働いている地下産業労働者の実態を、大臣も局長も直接ごらんになってない。それでいて、実に安易に、審議会で答申が出たと言われる。
大変突っ込んだことをお尋ねするようでありますが、大臣、局長、あなた方は、金、銀、銅、石炭を問いませんが、坑底までお入りになったことがおありですか。その審議会のメンバーのどなたが地下産業労働者の直接の実態を見ておられるか。おられるなら、具体的に御氏名を挙げていただきたいと思います。まず、大臣、局長の体験からおっしゃってください。
今次火災の発生箇所は、ナンバー一〇ベルトコンベヤー斜坑の坑底エンドプーリーから十五メーター上部にあります第三調量門またはそのごく近辺と見ております。火源といたしましては、いろいろ検討いたしたわけでございますが、現段階ではベルトコンベヤー機械施設が関係して発火したと考えておりまして、ベルトコンベヤーがどのように発火に関与したかについては、目下実験を含めて検討中でございます。
火災発生箇所につきましては既に中間報告で明らかにされておりますが、二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑の坑底一番下から約十五メートルぐらい上に第三調量門というのが第一〇ベルトコンベヤーにまたがっておりますが、その第三調量門ないしその近傍、この焼損状況等からいいまして、かつ第一発見者からの報告等を判断いたしますと、この箇所が火災発生箇所ということで断定できるのではないかと思っております。
○政府委員(石井賢吾君) 有明鉱におきましての火災では、先生御指摘のように、二百二十メーター斜坑の坑底の湧水を利用した一系統、これがケーブルの切断によって不能になりまして、二百二十メーター坑道の近くにございます他の水源との接続を図ったわけでございますが、この接続がうまくいきませんために消火が効果を上げ得なかったという大変悲惨な結果を招いたわけでございます。
御指摘のように、今回の災害という観点からいたしますと、火災発生箇所がナンバー・テン・ベルトの坑底部分から発火しているという事故調査委員会の中間報告がございますが、確かに御指摘のように、煙感知器はナンバー・テン・ベルトの駆動部、したがって風上でございますが、駆動部の上に据えつけてあったわけでございます。
第一点の火災の原因でございますが、まず火災の発生箇所につきましては、有明鉱がマイナス二百二十メーターレベルとマイナス三百二十メーターレベルの主要坑道から成っておるわけでござい ますが、この二つをつなぎます二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑の坑底付近で第三調量門というのがございます。
これは、二百二十メーター連絡斜坑の坑底の湧水を利用いたしました消火栓で初期消火をいたしたわけでございますが、ちょうど一〇番ベルト坑道を通っておりますケーブルが焼き切れましたために、水の勢いが弱化してしまって有効な消火ができなくなってしまった。そこで、消火栓に関係いたします配管をバルブ操作によりまして他の水源にスイッチしようということでの作業が行われたようでございます。
○石井政府委員 私が会社側の事情聴取を通じまして、消火活動と直接関係のない後方支援活動の一つとして、先生御指摘のパイプのすげかえという作業が具体的に御指摘ございましたが、私の理解する限り、火災発生箇所は一〇番ベルトの坑底部付近でございまして、その風上にございます一〇番ベルトのちょうど真ん中辺にございます消火栓で一回消火活動をやって、それがある程度成果をおさめましたものの、最終的にはポンプが機能いたしませんで
○石井政府委員 今回の火災発生箇所が第一〇番ベルトの坑底に極めて近い第三調量門の近辺ということでございますが、第一〇番ベルトにつきましては駆動部門が上部にございます。
それで、この有明鉱の採掘いたしました石炭はすべて二百二十メーターレベルまで一たん揚げまして三川鉱から搬出するということでございまして、したがいまして三百二十メーターレベルの坑道と二百二十メーターを結びます斜坑はベルトコンベヤーでつながっておるわけでございますが、今回火災が発生いたしましたのは、丸が書いてございますが、この斜坑のベルトコンベヤーの一番坑底部で発見されておるわけでございます。
しかし、これもいろいろの制度の関係があってのこういう書き方だと思うのですけれども、しかし坑底から、たとえば水平の立て入れを切る、それから斜坑で入るということは、全部既採掘区域内であります。やる気になれば直ちにこれはかかることができるわけですね。そうして進めながら、ある程度のボーリングを打って、立て坑の位置を決めて、第三排気立て坑を掘る。そして通気体系というものを中央式から対偶式に切りかえていく。
殉職された方々の御冥福をお祈りし、いまなお坑底深く眠る遺体を一日も早く御家族のもとに返すよう全力を挙げているところであります。今年に入りまして作業も順調に進んでおりまして、昨日まで三十一名の遺体を収容し、残り十八名となっておりますが、近日中に完了するよう全力を挙げてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
このような状況の中で、再建が成るのか成らないのかは札幌地裁の判断にゆだねられることになっていますが、私たちは、どのような事態となろうとも、いまだに坑底に残されている四十三名の仲間の遺体を収容すること、また、貴重な国内エネルギー資源である石炭を開発し、国民生活や産業活動に役立てていくこと、同時に夕張新炭鉱の再建によって産炭地域社会の振興に寄与していくこと、こういう観点から今後ともあらゆる努力と協力を惜
そのうちの四十四名の遺体は、いまだ坑底の水の中に浸っておるのであります。涙の正月を迎えられ、仏のいない仏壇に手を合わせる遺族の方々の御心中を思うとき、一日も早くと思うのはだれしものことと思います。 会社の生産第一、保安無視の結果でこのような事態を来したというのに、会社更生法を申請して、金がないからということで、遺体搬出に一生懸命働いておる労働者の賃金も払えないと通告したのであります。
(拍手) 私は、この機会に、去る十月、ガス突出事故で大惨事を引き起こし、その後会社更生法を申請した北炭夕張炭鉱の問題について、いまだ水没の坑底に眠る四十四名のみたまに弔意を込めてお伺いいたします。 私は、今次災害に当たって、企業に罪あり、山に罪なし、地下なる資源は国民の宝であるということを改めて感じさせられたのであります。夕張炭鉱はわが国で最も新しい炭鉱であります。
いま坑底で三百人それぞれ座り込みをしながら政府の政策を待っておる、あるいは何万という地域の人たちがそれぞれの行動を起こしておるというのは、一にかかってそこにあると思うのです。その点について、大臣にもう一遍、二千万トン確保を含めて決意のほどを伺いたいと思います。
具体的には坑底への座り込みとか、あるいは産炭地では、一般市民も含めたそういう大きな行動が盛り上がってきております。 そういう中で、いよいよ第七次の石炭政策も答申が近づいてまいりました。そこへ持ってきて、十九日の閣議でエネルギー需給の見通しの見直し、あるいは下方修正と言ったらいいのか、これが行われ、そして見通しの見直しが諮問されるという段階になりました。
○福川政府委員 炭労北海道の地方本部は、炭労中央本部の第七次石炭政策に対する要求貫徹と同時に国民世論にアピールするとの方針のもとに、五月二十七日一番方から四十八時間坑底の座り込みを行っておるという御報告を受けております。
これがそういう形で坑底逸走を防止するということになっているわですから、そういう面から考えますと、概していいところで、場所としてはそう悪い条件のところで事故が起きているのではなくして、概して普通の現場で事故が起きている。落盤の場合でも、見ますと、大変山が悪くて落盤で災害が起きているということじゃないわけですね。
このプラットホームは採油井を十七本持っておりまして、この油田の二分の一以上の生産を行っておるわけでございますが、この十七本のうち第十四号の採油井において坑底圧の測定装置を回収する作業をいたしておりました。その過程におきまして原油あるいは天然ガスが噴き出しましたが、現地時間で四月三十日の朝この噴出はとまったということでございます。