1953-07-08 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第11号 先ず第一に炭鉱の関係でありますが、九州の地区におきまして全坑水没いたしました炭鉱が九十四鉱、一部水浪百九鉱、坑外の施設破損五十一鉱、坑外浸水六鉱、貯炭の流失十鉱、計二百七十鉱でありまして、貯炭の流失は二万七千トン、直接被害による出炭減は復旧までに三十八万四千トン減の見込であります。この他輸送機関の麻痺、稼働率の低下等の間接被害による出炭減は大体五十乃至六十万トン程度と予想されております。 古池信三