1975-11-12 第76回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
災害の状況でございますが、当該個所を巡回中の係員が異常出水を確認いたしまして、誘導無線で採炭個所に連絡をしましたが、応答がございませんで、坑外事務所に通報し、確認をしたわけでございます。なお、炭流し作業に従事していた鉱員一名は無事退避しておるわけでございます。
災害の状況でございますが、当該個所を巡回中の係員が異常出水を確認いたしまして、誘導無線で採炭個所に連絡をしましたが、応答がございませんで、坑外事務所に通報し、確認をしたわけでございます。なお、炭流し作業に従事していた鉱員一名は無事退避しておるわけでございます。
その後、係員は異常を感じまして、全員に避難所に退避するよう指示をし、電源の遮断等行ったわけでございますが、その他坑外事務所等への連絡を行っているときにガス爆発が発生したというような事故でございまして、十二ページの図面で見ていただきますと、ちょうど中央の上にございます大焼卸のガス突出ヶ所と書いてあるところでガスが発生いたしまして、それが坑内の気流に乗りまして、左の方にございます杉谷一卸巻場(爆発場所)
発見の端緒は、同時刻ごろ、マイナス六百六十レベル南三号上添立て入れにいた係員が異常圧風を感じ、直ちに坑外事務所へ電話で報告してきたことにより判明したものであります。 当時、美唄区域には、二百四十八名が入坑しておりましたが、救護隊の救出作業の結果、マイナス六百六十レベル南三号部内に配番されていた三十四名のうち、二十七名の罹災が明らかとなりました。
坑外事務所では、誘導無線によって美唄区域全般に直ちに待避命令を発するとともに、入坑者の安否を調べたところ、災害が発生していることがわかったというような状態でございます。 それで、直ちに救護活動に入ったわけでございますが、当時、美唄区域には二百四十八名が入坑しておりました。救護隊の活躍によりまして大部分が脱出したわけでございますが、十一名が死亡、十二名が負傷したというような状態でございます。
十七日九時二十分ころ、マイナス四二五レベル東三号登川八番層立て入れ坑道にいた係員は、異常を感じ、坑外事務所に連絡、坑外事務所では、主扇負圧の低下並びにガス自動警報器の作動により電源の遮断を確認したので、九時三十分、全員に退避命令を発したのであります。
今回災害の発生したのは登川区域のマイナス四二五レベル東三登川八番一号払いでありまして、六月二十四日から採炭を開始し、約三十二メートル進行しておりましたが、七月十七日午前九時十九分ごろ、登川八番層坑道ガス抜き坑道の担当係員から坑外事務所の砿務副長に対し、誘導無線によって、何ごとか発生したのではないかとの連絡があったので、副長は直ちに各所に対して異常の有無の検査を指示したところ、主要扇風機の電圧に異常を
災害当日九時二十分ころ、マイナス四二五レベル東三号登川八番層立て入れ坑道にいました係員が異常を感じまして、誘導無線で坑外事務所に連絡いたしております。坑外事務所では、主扇負圧の低下並びにマイナス三五〇レベル登川立て入れに設置してございます可燃性ガス自動警報器の作動によりまして登川区域の電源が遮断していることを坑外の変電所において確認いたしております。
この報告を受けた坑外事務所の係長は、電話にて坑内の各所に異変発生を告げまして、全員昇坑するように指示をすると同時に、炭鉱の幹部に報告をいたしまして、救護隊の招集、入坑の措置をとったのでございますが、前記七名の方たちが死亡したほか、百五十三名が一酸化炭素中毒にかかり、うち、三十九各が入院、百十四名が通院加療というようなことになった次第でございます。この数字は、二日現在の数字でございます。