2001-06-20 第151回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
鉱務監督官が太平洋炭鉱に十七時五十分に到着いたしまして、同炭鉱の生産部長である保安技術管理者に坑内状況を質問しようとしたところ、同部長より、太平洋炭鉱の坑内において、一月二十七日に、巡回中の坑内保安係員が自然発火独特の甘味臭を感じ、注水等の対策を講じている旨の報告がありました。
鉱務監督官が太平洋炭鉱に十七時五十分に到着いたしまして、同炭鉱の生産部長である保安技術管理者に坑内状況を質問しようとしたところ、同部長より、太平洋炭鉱の坑内において、一月二十七日に、巡回中の坑内保安係員が自然発火独特の甘味臭を感じ、注水等の対策を講じている旨の報告がありました。
そうしますとコスト的に合わなくなって結局倒産してしまうというようなことになりますと、これは労働者にとってあるいは地域にとって不幸の最大の問題ですから、そうならないようにやはり会社等も坑内状況について十分分析をいたしまして、その上でどうしても先が暗い、石炭では暗いということになれば、やはり我々労働者としては別な分野での雇用ということを開拓してもらわなければいけないということでございますので、単なる期待
そういう総合的な面から考えてみますと、日本の石炭、唯一のエネルギー資源というものを考える場合に、GNPが半分であって、しかも非常に坑内状況が劣勢で、日本の炭鉱よりも能率が悪くて、その中でもフランスは一定量の炭量を支えておる。
その炭鉱に入ったことがありますけれども、今部長が言ったように坑内状況なんて決してよくないわけであります。そうゆう面から見ても、GNPが我が国の半分以下のフランスでさえも、国内生産では我が国と同じ石炭の量を歴史的に維持してきた。だから、GNPが二倍の我が国がフランスよりも先にがたがたっと撤収するなんというのは、エネルギー政策の姿勢としていかがなものかという点を特に強調するためにただいまの質問をした。
ロボット、ロボットといいましても、先ほど私が申し上げましたとおり、炭鉱の坑内状況というのは千変万化しております。それを一々キャッチして適切な処置をするロボットはまだ開発されておりません。ごく最近似顔絵をかくロボットができたというのをテレビで時々見ておりますが、ああいうものが進歩すればあるいはそうなるかもしれないと思っております。
なお、これらのタイミングの適否等につきましては、当時の坑内状況、消火活動の状況等、詳細に把握しないと判断できない面もあるかと思いますので、今後十分調査をしてまいりたいと思っております。
したがって、現場状況、坑内状況でありますが、約二週間たっているわけでございますけれども、八片部内の坑道を見ますとかなり盤膨れの状態が起きておりまして、地圧が上がってきまして、坑道が仮に一メーター五十あるものが地圧でだんだん狭くなってくる現象、つまり地圧が上がって浮いてくる、上がってくる、炭鉱用語では盤膨れと、こういうふうに言っているわけですが、三十センチから四十センチぐらい地圧の盤膨れの状況が際立ってありました
また第二に、坑道及び坑内施設の不燃化、難燃化並びに消火密閉その他の火災拡大防止対策、第三に、火災の早期発見のための各種集中監視センサーと人との適切な配置による監視体制のあり方及び異常時における坑内状況の的確な把握方法、第四に、緊急指令体制及び指令員に対する教育のあり方、第五に、緊急時における脱出システムと救命機器施設等のあり方、以上五つの事項でございます。
関係諸官庁への連絡はもとより、組合や家族に対する経営側の連絡とその対応は極めて遺憾でありまして、坑内状況を的確につかみ得なかったという実情はあったかもしれませんが、余りにも不十分であったということを強く指摘をせざるを得ません。
その間、会社側の報告によりますと、指令センターでいわば火災発生箇所より以深の坑内状況を把握するための問い合わせを行っておったということ、それから副長及び鉱長へ連絡をとったということがその間にあったようでございます。 これが果たして適切であったかどうか。
坑内状況を知らない人方が坑内で働く人方を——坑内というのは時々働くのじゃないんだから。坑内労働というのは物の本に書いてない、継続性の知識なんだ。なれから教わった技術しかないんだ。だから、我々は恐る恐る入るでしょう。こういうようなのが坑内の、四十年の重みのある年金制度をばっさりやるという、心臓も心臓だがね、これは少し、前向きか後ろ向きか知らぬけれども、検討するぐらいは答えてくださいよ、大臣。
今次災宝は、集中監視装置の作動より早く、坑内からの誘導無線連絡により判明したのでありますが、情報キャッチ後の指令センターにおける的確な坑内状況の把握が、パニック状態があっておくれたと思われる節があります。このことが災害の拡大につながったかどうか、重要な点と思われます。 第二は、当該箇所の監視体制についてであります。
したがいまして、こういう厳しい条件のところでの保安の経験を持ち、また実際の操業に当たって、日々変化をいたします坑内状況を的確に把握して、速戦即決と申しますか、そういうような判断のできる高度の技術者の確保並びに育成が必要であることは当然のことでございまして、こういうような技術者の養成確保につきましては各山元でも非常に腐心をしておりまして、私どもとしては短時日に技術者の問題を解決することは非常に困難じゃないか
そこで、今次災害の「原因についての考察」、この中の「地域特性について」、その中で、さらに「地質特性」の問題あるいは「岩石特性」の問題、さらにガス抜きの条件、(2)としては「災害発生箇所付近の特殊性」、そして「断層」、「坑内状況等の特記事項」、こういう形でずっと分析をされて、最後に総合的な考察として、言わば一言で言うと今次災害はガス去勢が不十分であったことが原因である、このように結論づけられておるわけであります
救護活動は、幌内、真谷地、空知からの応援も得て引き続き行われましたが、坑内状況は好転せず、十八日にはエアバッグにより人気側の二カ所の通気遮断が行われました。
多少事情が違うと言えば、坑内状況だとかそれから炭層の条件その他について違いはあります。
まず現在の坑内状況でございますが、各所にガスの観測地点を設けておりまして、精密にガスクロマトグラフにかけまして連続的に測定を行っておるところでございます。 その状況について申し上げますと、メタンガスあるいは一酸化炭素は密閉後の状態もほとんど変化がないと言う方がむしろ正しいかと思います。
そういう経過をたどって、今日の状況は観測器で坑内状況を観測されておると思いますが、いまの状態で火は鎮火する状況にあるのか、そうでないとすれば、確実な方法で鎮火をしなければ救出ができないわけでありますから、そうしますと常識的に完全密閉をするか、あるいはまた注水方式で一応火を消すか、このいずれかを決断しなければならないということは確かだと思うわけであります。
その後、坑内状況はますます悪化をしてまいりまして、高温あるいは煙を伴うガスがより坑口に近い方向にじわじわと寄ってまいりますので、これ以上の悪化を防ぐために十八日午後八時二十分ごろから午後十一時ごろにかけまして、入気側の通気を抑制するという措置をとりました。
坑内状況その他についても全く同じような条件である。
だから、十日や二十日たてば掘進の場合にはぐっと坑内状況が変わっておるのが常識なわけです。ですから、そう考えると、やはり保安設備が一体充実しておったのかどうか、教育訓練が一体充実しておったのかどうか、同時に、やはりこの保安対策というものはもう少し組織的に、体制的に考えていかないと、炭鉱の保安というものは確保できないのではないか、実はこういう気がしてならないわけであります。
ですから深部という場合には保安技術の問題なんですけれども、私が言っているのは、日々変化する坑内状況に対応でき得る体制をどう組織的に導き出していくかという問題点でありますので、ぜひひとつこれは検討してもらいたいと思います。 もう一つは、先ほども質問が出ましたけれども、今度は準鉱員三名の方が殉職をされておる。松島の場合もそうであった。またそれ以外にもそういう事故があった。