1997-06-12 第140回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
さらにはまた、坑内構造の合理化。不要な坑道を整理して重要なところだけにするという合理化等の技術の進歩によりまして、コストダウンは可能であると考えております。 三点目は、この技術をどうやって維持していくかという御質問であったと思います。これについては、現在は、海外においてもこの維持は可能ではないかという意見があることは私も存じております。
さらにはまた、坑内構造の合理化。不要な坑道を整理して重要なところだけにするという合理化等の技術の進歩によりまして、コストダウンは可能であると考えております。 三点目は、この技術をどうやって維持していくかという御質問であったと思います。これについては、現在は、海外においてもこの維持は可能ではないかという意見があることは私も存じております。
例えば坑内構造の条件が悪化したものに対して保安上のために強化する、これは立派な人命保護の立場で必要なことなんですから、そういうことを言っているんですよ。そういう意味での強化策、改善策というのはあっていいんじゃないかということを言っているわけですから、そこは誤解のないようにしてもらいたい。ぜひそういう方向でひとつ検討してもらいたい。
次に、この六月を期しまして重大災害撲滅基盤確立月間を設定し、坑内構造を初めといたしまして諸設備あるいは保安管理監督体制、作業手順、点検の方法等につきまして徹底的な見直しを行い、ガス爆発、ガス突出、自然発火、山はね、坑内火災という重大災害を未然に防ぐための基盤を確立することにいたしております。
ハード面につきましては、基本的に坑内構造から見直してみる必要がある、こういうことも今度の六月の基盤検討月間の一つの項目でございますし、それから機械器具諸設備の再検討というハード面の検討は第一にやらなければならぬと思っております。 しかしながら、御指摘のように一番大事な問題はやはり人の問題でございまして、爆発災害等につきまして、何といいましてもガスを停滞させないというのが根本でございます。
炭鉱は年々深くなり遠くなっていきますので、それに伴うコストアップというものは避けられない状況にございますが、これは過去の実績を見ましても、技術の改善とか坑内構造の改善とか、こういうことによりまして大体吸収してきておりますし、今後に関しましても、そういうコストアップは企業努力によって吸収をしていきたいと考えております。
この点に関して、われわれは、次項に述べる新技術問題とも関連がありますが、保安面ではガス突出、山はねを含めあらゆる災害に対して有効的な予防対策を確立するとともに、災害の発生しづらい坑内の構造、たとえ災害が発生しても被害が他に波及しない坑内構造を確立することを目指して骨格づくりを進めるべきであります。
坑内構造が深まるということはどういう現象が起きるかといいますと、湿度が高まる、温度が高くなる、あるいは水が発生をする、こういった要因が加わってくるわけであります。
まん中から入れて両わきから排気をするというような坑内構造になっております。 それで、災害の概況でございますが、十九日午後九時五十分ごろ、六百六十メートルレベル南三号上添え立て入れ付近で係員が圧風を感じたわけでございます。この異常を感じまして、直ちに坑外の事務所にその旨を報告いたしました。
○久良知政府委員 坑内構造の詳細が具体的にわかりませんので、はっきりとしたお答えにはならないわけでございますが、いま手元にある簡単な略図で見ますと、坑内構造の中で坑口が一番高いようになっておるわけでございます。
坑内構造を変更いたしまして、作業場の近くに人気立て坑を掘って新鮮な空気を導入するという根本的な対策もあるわけでありますが、現在のいろいろな自然条件からいたしますと、海底炭鉱、あるいは非常に深いというふうなことから、そういうふうな新しく立て坑を掘るということにつきましてもむずかしい条件が多くなってきておるわけでございまして、やはりどうしても坑内の冷房をやりまして、これによって温度、湿度を下げ、坑内の作業条件
そういう石炭坑内構造が転換期に当面いたしておるのでありますから、そういう立場からも政策的な検討を進めるべきであると確信をいたすわけです。しかし、原料炭の確保は、内外の原料炭の確保といっても、さらに多くの問題点がございます。現在ヨーロッパですでに実用化されております一般炭を成型コークス化するこの方式をさらに一そう進めることが当面の緊急な課題であります。
御指摘の点につきましては、保安の面からの表現でございまして、生産面についての坑道掘進についてはどうか、それは落としたのではないかという点でございますが、これは二の項で、「昭和四十五年度における石炭坑の近代化に関する事項」というところで、「安定的な生産体制を確立するため、炭層探査および坑道掘進を促進し、効率的な坑内構造の造成を図る。」ということで、生産面のほうは別途に述べておるわけでございます。
その中には、経営者の姿勢の問題、あるいは各炭鉱の坑内構造の整備の問題、あるいは保安教育の充実というような数多くの点が指摘されているところでございます。
○岡田(利)委員 炭鉱保安というのは、基本的には自主保安体制を築いて保安を守るということが基本でありますけれども、わが国の炭鉱の状態というのは普通一般のヨーロッパの炭鉱と違って、炭鉱の坑内構造が非常にその山々によって違うわけですね。その原因は、やはり何といっても褶曲によって、炭層が緩傾斜であり、急傾斜である。この場合は七十度といいますから、巻き立ての炭層である。あるいは平層の炭層がある。
次に坑内構造上の問題でございますけれども、確かに平川さんが申し上げましたように坑道の補助、融資等がつきましてから、保安確保のための坑道は非常に延びておるように私どもも保安局のほうから知らされております。
平和坑の坑内構造は、東部、西部、北部区域に大別され、今回坑内火災の発生を見た西部区域は、鉱山労働者約四百五十名で、月産二万二千トンを産出しております。 次に、災害の概況について申し上げます。
いわゆるわが国の石炭産業の坑内構造というもの、そういう体制というものをほんとうに認識できなかった。その点からほんとうに間違いのない方針というものは生まれるはずはないわけです。この点に欠けるところがあったんだと思うわけです。 第二の問題は、政策が常に時期を逸しておる。特に抜本策も約二年半時期がずれている。二年半というのは今日の経済成長のテンポからいっても大きなズレです。
坑内構造は、東部区域と西部区域と北部区域の三つに分かれておりまして、今回災害が発生いたしましたのは西部区域でございまして、その区域には鉱山労働者は約四百五十名働いておりまして、月産二万二千トンを出炭をいたしておるわけでございます。 災害の状況でございますが、災害当時は二十九日の三番方といたしまして二百二十六名が入坑をいたしております。
坑内構造は新坑と二坑の二つの部内に大別されておりまして、今回災害が発生いたしましたのは二坑部内でございます。一月に爆発のありました区域と——区域は非常に広いのでございますが、同じ部内でございます。鉱山労働者はその部内で五百名でございまして、月産二万一千トンを出炭いたしております。
坑内構造は新坑部内と二坑部内に大別をされておりまして、今回災害が発生いたしましたのは、二坑部内でございます。二坑部内には、現在災害個所とはだいぶ離れておりますが、ロング払いが二払い、面長は百六十メートルと八十メートルでございますが、ロング払いが二払いとそのほかに掘進個所が十二カ所でございまして、鉱山労働者六百六十四名で、月産二万二千トンを出炭している状況でございます。
坑内構造は、新坑部内と二坑部内に大別されておりまして、今回災害を発生いたしましたのは二坑部内でございます。現在、二坑部内にはロング払いが二払い、一つは面長百六十メートル、もう一つは八十メートル、二払いございまして、そのほかに掘進個所が十二カ所ございます。鉱山労働者六百六十四名をもちまして、月産二万二千トン出炭を行なっております。
二番目の問題といたしまして、やはり技術的な角度からもう少し集中的に経営の側も労組の側ももっと虚心に取り組むという体制をつくり、そうして施策と相まって機器その他の開発の中から坑内構造も含めての保安体制を早期につくり上げるという努力をしていくということだろうと思いますが、私も前二者と同じように、予算との関係で常に保安という問題はどっかに忘れられてしまう。
これは坑内構造によるところもあるでしょうけれども、ほとんどは未然に防止でき得るものについても、いま言ったような面からの手抜かりなんかで、大惨事を引き起こしているという面が多々ある。事故後の労使間の団体交渉、その他の中で、もう一歩この点を努力すればというようなことが事実となって出ておる面もございます。 それから、何といいましても、炭鉱の労働者の平均年齢は四十一歳であります。
こういう坑内構造であるわけでございます。 それで、ここはちょっとややこしいのですが、層が二枚ございます。下のほうに十一番層払いというのがあり、その上に九番層払い、これはいま休掘をしておりますが、先ほど政務次官が御説明になりました断層にぶつかってやめたというのがこの払い、この十一番層払いの上にあるわけでございます。