1982-02-26 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
また、同鉱の長期にわたる坑内採炭の中止による下請企業対策といたしまして、雇用機会の創出を図りますために公共事業の夕張地域への重点配分、これは四億九千万円程度でありますが、さらに道有施設特別修繕事業、道の施設とか学校でありますが、これらに五千六百万円などを実施いたしました。
また、同鉱の長期にわたる坑内採炭の中止による下請企業対策といたしまして、雇用機会の創出を図りますために公共事業の夕張地域への重点配分、これは四億九千万円程度でありますが、さらに道有施設特別修繕事業、道の施設とか学校でありますが、これらに五千六百万円などを実施いたしました。
当時の坑内採炭の労働管理が悪かったので、じん肺患者がふえておる。この半年間に、昨年一年間の患者数を上回る四十三人が出てきておる。それで、いままでの認定を受けた約三百七十人のうち五十人が入院して酸素マスクの生活を送っておる、このようなことであります。 それから、これは潜伏期が非常に長い。
それから五番目には、開発後の営業開始時間、これは普通の坑内採炭でございますと、大体着工後四、五年かかる。そこでここに例がありますが、出炭一日三千四百トンの新鉱があるとします。それに使う金は大体三百億である。これが四、五年先にいかなければ、その投資の効力がない。それで大体採掘深度は六百メートル前後に行って初めて効果が出る。露天掘りの場合は三分の一の百億で済む。
外国ではいま露天掘りをやっておりますが、だんだん坑内採炭に移っていかざるを得ない趨勢にありますので、日本の技術というものはその点で非常に重要ではないか、こう考えております。したがいまして、ある程度金を出してそれから技術もやる。
会社といたしましては、再開のために必要な人員を確保するために鋭意努力をしているようでございますけれども、何ぶんにも坑内採炭の成否は採炭員その他坑内直接員などの適格者が得られるかどうかということにかかっておりますので、当省としても目下事態の推移を注目しているところでございます。
二円内外、さつき今村君の話の金額はまあ十年、十一年くらいの坑内採炭夫の賃金じやないか、平均いたしますと二円にならないくらいじやないかと思うのです。
元来石炭の鉱害問題の根本的な対策は、これらの法律に期待するところもむろん大きいのでありますが、われわれ技術者といたしましては、坑内採炭において、その技術そのものの改善をはかりまして、あるいは坑内の採炭法、充填法等に技術者が今後十分に努力を積まなければならぬのであります。