1969-10-09 第61回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第18号
委員長はポーランドへ行かれたそうですが、ポーランドのいわば所長室の隣にはそういうのがあって、一目で坑内切羽の状態が所長室でわかる、こういう状態になっている。いまかなり普通の講堂なんかでも控え室で演説をしておるのがわかるようになっているのですね。あるいはまた発電所あたりは全部あらゆる点にテレビをつけておるわけですから、全部地上でその状態がわかる。
委員長はポーランドへ行かれたそうですが、ポーランドのいわば所長室の隣にはそういうのがあって、一目で坑内切羽の状態が所長室でわかる、こういう状態になっている。いまかなり普通の講堂なんかでも控え室で演説をしておるのがわかるようになっているのですね。あるいはまた発電所あたりは全部あらゆる点にテレビをつけておるわけですから、全部地上でその状態がわかる。
事故の様相は、坑内切羽より手前、上部に当たる保安規則中の特免区域を含む本坑ベルト斜坑、縦坑坑底、第四ベルト斜坑等、広範囲にわたって崩落と火災が発生したというきわめて特異なものでありまして、今なお燃焼中の個所もありますので、一月三日には第四区に排気坑口より注水が行なわれております。
現在の労務者の人員なり、あるいは坑内切羽の状況から申しますれば、もつと月十万や二十万の生産の増加は易々たるものというよりも、増加した方が全体のコストとしてはむしろ下る。これは毎月々々の炭価のコストを大手炭鉱につきましてはとつておりますが、これがほとんど生産数量の増減に応じて出炭コストが増減しておるようなかつこうになつております状況を見ましても、そういう実情にあるわけでございます。
この日夕刻より我々一行は三池炭坑三川坑の地下千五百尺、海底一海里に下つて、つぶさに坑内切羽の状況を視察し、いわゆる残柱式、長壁式などと称する採炭方法を実地に視察し、これが鉱害の関係について体験を得て来たのであります。 十三日は大牟田より福岡に帰り、福岡石炭局において午後一時より特別鉱害に関する官民懇談会を開いたのであります。
明治の末年頃までは、坑内切羽の掘進が、手労働による手掘り作業であつたのでありますが、今日鑿岩機が使用されて機械化されております。從つて珪肺の発生は手掘り時代よりも夥しく多くなつて來ているというのが事実であります。日本の経済再建の基礎産業である鉱山が、生産振興に邁進しようとしておるとき、どこの鉱山も坑夫の不足を告げておるのであります。それは珪肺に罹る最惡の労働條件が解決してないからであります。