1982-02-24 第96回国会 衆議院 建設委員会 第3号
昭和四十三年十一月に池の坊満月城の事故がありました。四十四年二月には磐光ホテルの事故がありました。四十七年五月には大阪の千日デパートビル、そして四十八年十一月には熊本の大洋デパート、五十五年八月には静岡駅前のゴールデン街の事故など、そして今日の事故を呼んでおるわけであります。
昭和四十三年十一月に池の坊満月城の事故がありました。四十四年二月には磐光ホテルの事故がありました。四十七年五月には大阪の千日デパートビル、そして四十八年十一月には熊本の大洋デパート、五十五年八月には静岡駅前のゴールデン街の事故など、そして今日の事故を呼んでおるわけであります。
一つは四十三年十一月の有馬温泉池之坊満月城旅館、それから二つ目は四十四年の福島県の磐光ホテル、三番目は千日デパート、その次は大洋デパート、それからおととしの川治プリンス、その前に静岡のゴールデン街がありますね。これの議事録を取り寄せて全部読んでみました。驚いたことに、ほとんど同じ質問をみんながやって、そして同じ答えを当局が答えておるのです。
こういうふうな記事がございましたけれども、私の住んでおりますすぐそばが有馬温泉でございますが、有馬温泉の池之坊満月城、ここで惨事が起こったのはまだわれわれの記憶に新しいところでございますけれども、この惨事のときにいろいろなことがいわれました。
○和田静夫君 実例でちょっと考えてみますと、たとえば多数の死傷者を出した昭和四十一年の水上温泉の菊富士ホテルですか、の火災、あるいは四十三年の有馬温泉の池之坊満月城の火災、あるいは四十四年の郡山のあの磐光ホテルの火災、それからその他幾つかありますが、これらの場合防火管理者はきめられていたですね。ところがその消防計画がつくられていなかったり、その他消防管理業務の不備がそのつど指摘されたわけですよ。
この前に昭和四十三年の十一月、有馬の池之坊満月城、あの火災の際も多数の犠牲者を出した。このときの刑事責任をいま問われまして、出火原因はいま不明でありますが、不明のままに、社長が業務上過失致死傷で送検されて、そこで消防法違反の疑いというようなことで、今日なお公判が続行中のようであります。
池之坊満月城も起訴された。こういうふうに報道してあります。私は、たいへんおそきに失したのではないかと思う。消防法違反、倉庫法違反、こういうことでたいへんな事故を起こして、しかも貴重な常設消防の消防士すらも、二十名に近い即死状態が起こった。たいへんな事件であるわけですね。そういう点で、たとえば宝組倉庫の爆発事故というのは、メチルエチルケトンパーオキサイドは別表にありはせぬじゃないですか。
特に、昨年二月には湯河原温泉大伊豆ホテルの火災事故で死者二人、負傷者四十六人を出し、十一月には有馬温泉の池之坊満月城の火災で死者三十人、負傷者四十四人を出し、さらに本年二月には、磐光ホテルの火災で死者三十一人、負傷者二十七人にのぼる犠牲者を出しております。
今回の惨事は、過ぐる四十一年三月の水上温泉菊富士ホテル、昨年十一月の有馬温泉池之坊満月城旅館のそれぞれ三十名の焼死者を出した火災を上回るものでありまして、その原因を探りますと、幾つかの悪条件が重なっているとはいえ、ホテル経営者側の人命尊重の基本を欠き営利のみを念頭に置くその無責任な感覚と、かかる業種に対する法的並びに行政上の欠陥を指摘せざるを得ないのであります。
今度の磐光ホテルの場合、有馬の池之坊満月城と違って、そう目に余る建築基準法違反や消防法違反はなかったようでありますけれども、やはり従業員に対する教育、訓練の不備があったこと、この一体指導の責任、また今後の指導のあり方、あるいは前委員会でも指摘をし、長官がその非を認められたように、消防水利に欠ける点があったこと、これは全く当局側の責任である。
かくて、六日午前三時十五分、ホテル、パラダイスをあわせて一万七千七百平方メートルを焼失して鎮火したのでありますが、人的被害は、ショーダンサー及び従業員各二名を含め、死者三十一人、重軽傷者三十一人にのぼり、先般の水上温泉菊富士ホテル、有馬温泉池之坊満月城の火事に引き続き、戦後旅館の火事としては最大の犠牲者を数えたのであります。
また、四十三年十一月の有馬温泉池の坊満月城におきましても同じく三十名の犠牲者を出しております。今回も同じく三十名の犠牲者が出たわけでございます。
次に、昨年の有馬温泉池之坊満月城の火災につきましては、衆議院の地方行政委員会でわが公明党の渡部委員が火災現場に乗り込んで現地調査を詳細に行なって、消防庁長官にも詳しく質問をしたわけでございます。
十一月十七日、われわれ調査団は、有馬温泉の旅館池の坊満月城の火災現場について、神戸市長、市消防局長等の案内により視察した後、六甲オリエンタルホテルの会議室において、神戸市及び兵庫県当局から火災の概況及び要望事項等について説明を聴取したのであります。
〔理事武内五郎君退席、委員長着席〕 次に、十一月二日に発生いたしましたところの兵庫県神戸市の有馬温泉の池之坊満月城の旅館の火災の状況について御報告申し上げます。 発生日時は昭和四十三年十一月二日でございます。発火時刻は二時三十分ごろと推定されるのでございます。しかしながらこれを消防署が覚知いたしましたのは三時六分でございます。
したがって、増築をした場合に、竣工検査が行なわれない前に営業許可権をすでに持っておりますから、それを使うということが行なわれ得る可能性があるわけでございまして、当池之坊満月城旅館におきましても、そのことがあったわけでございます。
○山田勇君 そこで、池之坊満月城についてもいろいろな問題があると思うのですが、昭和三十五年以来神戸市は十五回も査察し、再三にわたって警告を発しております。この警告が守られなかったからこういう大惨事が起きたと私思っております。
○説明員(高田勇君) では、消防庁から、去る十一月二日午前二時三十分に発生いたしました有馬温泉池之坊満月城における火災の概要について御報告させていただきたいと存じます。 お手元にお配りいたしました火災の資料に基づいて御説明させていただきたいと存じます。 火災の発生の時刻は十一月の二日、午前二時三十分ごろと推定されております。そして、それを覚知いたしましたのが、約三十六分たちました三時六分。
○小濱委員 昨日は有馬温泉の池之坊満月、城の火災について一日を費やして論議がかわされました。死者三十名、またけが人が四十四名、多くの犠牲者を出したわけでございますが、この点についてわが党の渡部議員が、きのうは時間が少なかったために、自分の考えを全部披瀝できなかったことを非常に残念に思っておったようでございます。その中で人命の尊重ということ、この問題を非常に強調しておられました。
現地におきましては、この池之坊満月城が多額の火災保険、損害保険等をかけておりまして、そのために焼けた建物というものは、そのままその火災保険で再建ができるといわれております。またそれによって焼け太りではないとしても、池之坊満月城としては全然こたえない、そういううわさが立っております。
なぜかといえば、この池之坊満月城に対するところの数々の査察というのは十五回にわたって行なわれたと申しますが、その十五回の期間の間、次長のお話によれば、話し合いによって何とか行政効果をあげたいというお話でございました。そして十五回の長きにわたってゆっくりとした指導が行なわれております。その結果として、人は三十名が死んでしまいました。
最初に、先ほど「有馬温泉旅館「池之坊満月城」火災概要」というものを消防庁のほうからいただいたのでありますが、満月城が落城したのについて、これは水上温泉の例もありますし、あるいはいまの資料にもありますが、湯河原の旅館の火災とか、観光地ばかりじゃなく、いろいろな旅館の火災というのがたいへん頻発いたしております。
○山本説明員 消防庁から秋田県大館市の災害と有馬温泉池之坊満月城の火災の概要について御説明申し上げます。 お手元に資料を配付いたしておりますが、まず大館市の大火でございますが、出火は四十三年十月十二日の十一時十六分ごろと推定されまして、十一時十九分に覚知をいたしております。直ちに消防ポンプ車その他出動いたしまして、十四時三十分鎮火いたしております。