1953-07-08 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第14号
そこでむしろこのカリ肥料は流れずに水浸しになつたところをよく御調査の上、ここに適当に均分配給をきれることか必要なことではないかと思うわけです。そこでさつきの第一点とそれから配分の方法についてどのような計画を立てていらつしやるかということを承りたい。答弁のいかんによつて追つて質問いたします。
そこでむしろこのカリ肥料は流れずに水浸しになつたところをよく御調査の上、ここに適当に均分配給をきれることか必要なことではないかと思うわけです。そこでさつきの第一点とそれから配分の方法についてどのような計画を立てていらつしやるかということを承りたい。答弁のいかんによつて追つて質問いたします。
○政府委員(東畑四郎君) 窮窟と申しますと、日本は食糧は絶対量が足りませんので窮屈でありますが、我々としましては、今日の段階で不足量の米麦の輸入を確保できる、ただ米につきましてはまだまだ均分配給をする段階でありますので、供出もお願いをいたしますし、通帳配給もいたしておるのであります。麦につきましては、需給価格その他の資料等を検討いたしまして、価格政策をやつて十分に行けるという段階だと考えます。
○政府委員(安孫子藤吉君) 最初の切符の分割販賣ですが、そういうような措置についてはこないだも私の考えを申上げたのでありますが、一面そういう非常に要望する向きもあるかと思いますが、全体から申しますと、いろいろな弊害が出て來ますので、食糧の均分配給の建前、又そうした措置を講じますならば非常に食生活が偏在するというような点もありますので、それはやはり全体から観察いたしましてそういうことをやることは適当なことではないと
それから他人に讓渡し、又は他人より讓り受けることができないという讓渡禁止を、その意味において解いて活用したらどうかというお尋ねでございますけれども、やはり食糧の均分配給が食糧配給の一つの大きなスローガンでございますので、その建前を破るような異常の措置はやはり我々としては取るべきではないのじやないか、かように考えております。
局長は今均分配給の建前から他人に讓渡したりしてはいけないという話もありました。が均分配給を形の上でされても一方には引取るにも引取れんということは、実質的には均分配給というものが具体的に実施されていないのだと思う。これをどうして解決して行くか。それも應急措置として全体としては他の社会政策的な方法によつて解決するとしても、緊急措置的な立法の上で規定する。
現在の生産の事情、また配給の実態から見まして、すでに均分配給等は事実上行われておらぬような段階でありまして、消費者も、配給されるものの中から選択事をして受けておるというような、実際の消費事情に相なつておるのであります。
それはただいま大臣もお話になりましたように、現在漁業者が出荷いたしましたものを、配給拒否をするとか、あるいは價格がマル公を割るとか、さらに末端の配給面におきましては、ほとんど均分配給が行われていない。國内的にこれを見まするならば、統制のよつて立つ根拠はすでにないとわれわれは考えておるのであります。
ただ、今石原さんからもお述べになりましたように、この内水面におります資源が均分配給、計画的な配給ということが適しないということ。それから餌というものが要る。こういう二つの大きな隘路があるのでございます。そこでわれわれといたしましては、餌の点につきましては、他の重要な用途の物となるべく競合しないような餌料を極力探してまいらなければならないということも考えております。
要するに我々として考えておりますのは、味噌、醤油なり或いは砂糖罐詰なり、そういうようなものについて、一體どの程度に統制をやれば配給がはつきりできる、公平なるいわゆるGHQの言う均分配給が可能かということなのであります。で、我々といたしましてもむやみに統制を擴げて、政府の羽を伸ばすということは、決して策を得たものではないと考えておるのであります。
不足するとすれば、これは何らかの形において均分配給ということを考えなければ、國民に對する配給は非常に不公平な結果を來たすということで、この公團が登場して參つているわけでありまして、その統制の方式につきましては、現在の統制方式とそう大きな變りはございません。先程申しましたように現在の統制機關の方のこの公團に引移す。大體において引移して行くわけであります。