1999-05-27 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号
○加藤修一君 それでは、原子力発電所の災害対策の関係の質問になりますけれども、前回も私、質問しましたが、ロシア紙の新イズベスチヤの報道の中身を翻訳していきますと、チェルノブイリ原発事故の際、発電所から遠くない地点に三カ所の特別地震観測所が稼働していることを見つけ、ロシア科学アカデミー地球物理研究所技術災害分析グループ長であるバルコフスキー氏が一九九五年よりその記録の解読を始めているわけです。
○加藤修一君 それでは、原子力発電所の災害対策の関係の質問になりますけれども、前回も私、質問しましたが、ロシア紙の新イズベスチヤの報道の中身を翻訳していきますと、チェルノブイリ原発事故の際、発電所から遠くない地点に三カ所の特別地震観測所が稼働していることを見つけ、ロシア科学アカデミー地球物理研究所技術災害分析グループ長であるバルコフスキー氏が一九九五年よりその記録の解読を始めているわけです。
○国務大臣(橋本龍太郎君) まず第一に、日本政府が中国が行いました核実験を承知いたしましたのは、正確な時間は後で事務方から確認いたしますけれども、たしか十二時ちょっと過ぎに気象庁の松代の地震観測所が異常な波形をとらえ、これが核実験によるものであろうという推定をし、連絡をした瞬間であります。これが私の手元に十二時少し過ぎに届きました。恐らく届いた情報としては一番早かったと存じます。
世界各所に、多分五十カ所ぐらいに散らばるものでございますが、その中には我が国の松代地震観測所も含まれてございます。したがいまして、CTBT条約発効後は国際的な監視ネットワークの一翼をそれが担うということになります。 それから、我が国はその国際的監視ネットワークの整備に資するため、インドネシア等途上国の地震専門家を育成する研修プログラムを本年度から始めるということを計画しております。
じゃこのサハリンの方はどうかということを、私ちょっと関心を持って見ておりますと、五月二十九日の時事通信の配信を見ておりましたら、サハリン州には二カ所の地震観測所があるが、最も大きな被害を受けた北部のネフチェゴルスクに近いオハの観測所は、給与未払いで閉鎖されてしまっておった。
○雨宮説明員 御指摘の九州大学理学部附属の島原地震観測所を中心といたしまして、昨年七月からの地震活動の活発化、それから十一月の雲仙岳の噴火につきまして、臨時に地震計等を配置しまして、より高密度の観測を実施いたしておるところでございます。
○政府委員(菊池幸雄君) 先生御指摘のように、本庁が大規模地震などによりまして地震業務あるいは津波業務、これは完全に失うということは余り考えていないんですけれども、その一部が失われた場合、それは直ちに大阪、東京、仙台の各管区気象台の管轄地域にあります気象官署の地震に関する観測のデータ、観測成果並びに長野県の松代に地震観測所がございます。
私は先日、かつて大本営を移転しようということで地下ごうを掘った長野県松代にある気象庁の地震観測所を視察いたしました。そこに高感度の各種地震計や精密な地殻変動観測測定器などが設置されているわけでありますけれども、そこの大地所長さんから、日本だけでなく世界じゅうの地震観測を行っている模様をつぶさに伺い、大変御苦労されているなということに打たれたわけであります。
○勝又説明員 今年の八月下旬、正確に申しますと八月二十三日でございますけれども、八月中に私どもの地震観測所では約十五回の地震を記録いたしております。至近距離に私どもの観測所があるわけではございませんで、稚内の観測所等では人体に感じませんでしたが、震源に非常に近い幌延、豊富付近では震度二ないし三として人体に感じたというふうに聞いております。
それで、我が国はっとに国際的な地震学による地下核実験の検証の問題につきましては熱を示しておりまして、我が国の提唱によりまして一昨年でございますか、東側、西側、非同盟三十七カ国会わせまして七十五カ所の地震観測所が協力いたしまして、検証には絶対欠かせない国際的なデータの交換の実験を行うというところまで現在こぎつけております。
○中曽根内閣総理大臣 昭和二十八年の浅間の場合は、あそこに東大の地震観測所がありまして、そこで実弾演習とかそういうものがあると著しく差し支える、そういう話がたしかあったと思います。そういうわけですから、これはいかぬ、ほかの場所でやりなさい、そう言って私は運動した記憶があります。アメリカは、ともかく著しく学問、研究に差し支えるのではというので変えたと思っております。
私ども名古屋大学の観測の範囲は、実は東海地震の真つただ中にございまして、その背後にこの特定地域を控えておるわけでございまして、現在までに高山地震観測所と名古屋のセンターを合わせましてこの地域は我々としては最大限の力をもって監視を続けてきたわけでございます。 その結果、今回の地震がどういうような形で起こったかという大体の形がわかってまいりました。
○説明員(末廣重二君) 確かに先生御指摘のとおり、先年の王滝村付近の群発あるいは御岳山の爆発の場合には臨時観測点を設置いたしましたけれども、その後活動が全く終息いたしましたので、臨時の観測点を撤収したことは事実でございますが、現在私どもは日本じゅう百を上回る非常に高度の地震観測所を常時稼働させておりまして、二十四時間の観測体制をとっているわけでございます。
確かに南伊豆の対策はこれは特別の法律のもとによくできているけれども、その他のところによると、私もずいぶん地震の問題についてはいろいろと連絡をしてみたけれども、地震予知連絡会があり、あるいは気象庁には地震課があり、それから長野県の松代には地震観測所があり、東京大学にも地震研究所があるというように、どこのだれに聞いたら、一体確実な責任を持った予知ができるのかということがわからない。
それは概括的な報告でございまして、まず災害につきましては、地震災害ですから、一つは予知体制、これが現状でいいのかということがあろうかと思いますが、これについては先ほどちょっと話がありましたけれども、浦河測候所を、これは気象庁所管のものでありますけれども、いずれも気象庁の地震観測施設というのは、これは小さい地震についての観測の施設であり、それから微小地震観測所、これはいずれにしても小さい地震を連続的に
それから、全国に専任の地震担当要員というのが八十八名いるそうですが、その中で本庁、気象研究所、地震観測所、管区気象台以外の配置状況はどことどこに配置されておって、何名配置されておるのか。
○増澤政府委員 まず、地震の特定観測地域のことでございますけれども、気象庁は日本付近に発生する大中小の地震を観測するために、全国で百十七の気象官署と地震観測所で各種地震計による地震観測を行っております。地震観測の整備に当たりましては、いま先生御指摘のとおり、特定観測地域の指定を勘案いたしまして計画を進めておりまして、全国的地震活動の監視を実施いたしておる次第でございます。
それから、先ほども触れましたように、埼玉県は人口の急増地域でもございますし、同時に建設省の地震観測所ですか、これが岩槻にあると思うのです。とりわけ関東平野、首都圏に隣接している地域は活断層が比較的多いというふうに調査の結果でございます。 そういう点で、防災対策を含めて公園緑地計画はかなり重要な施策であろうかと思うのです。埼玉県内の趨勢を見ますと、昭和三十五年には県土の八〇%がいわゆる緑地でした。
しかも、万一そういうところで何かシグナルがあれば地震観測所と緊密な連絡をとってそれをチェックするというようなこともやっているようでありますので、これは非常にうまい方法ではないか、技術も十分保障されるのではないかと私思いましたので、そういうことができればそういう観測点を充実するという一つの助けになるのではないかと思います。
細かく拾っていけば相当ございますけれども、いまこの予知観測の面だけで見てまいりますと、運輸省の気象庁で地震観測所、それから地磁気観測所、科学技術庁の防災科学技術センターで地殻変動観測所、微小地震観測所、通産省で工業技術院地質調査所、建設省の国土地理院、そしてこの法案が御存じのように所管は国土庁、こういうふうにばらばらでございます。
それから大学の微小地震観測所は足りない分をなるべく——そういう計画を立てておりますけれども、なるべく早く均質化する。それから約束どおり——これは大学の人の約束ですが、モニターはサボらずにやってもらう。それから気象庁は、地震観測はもちろんですが、容積変化計をなるべくたくさん植えつけてもらいたい。