1947-07-22 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第5号
大部豫算について非常にお困りのような御説明があつたのですが、氣象臺の問題は重大な使命をもつており、しかもこの問題に對してはわれわれは知識はないから、御説明を聞いて初めてその重大な點もよくわかるのでありますけれども、豫算の點で不足だとか、あるいは二百萬であるとか、今度は地震の豫知研究のためには四百五十萬圓でやるのだという説明では、われわれは迷いを生ずる。
大部豫算について非常にお困りのような御説明があつたのですが、氣象臺の問題は重大な使命をもつており、しかもこの問題に對してはわれわれは知識はないから、御説明を聞いて初めてその重大な點もよくわかるのでありますけれども、豫算の點で不足だとか、あるいは二百萬であるとか、今度は地震の豫知研究のためには四百五十萬圓でやるのだという説明では、われわれは迷いを生ずる。
地震の話が出ましたが、最近地震の豫知ができないかということが大きな問題になつております。おそらく今度の來るべき議會におきまして、地震豫知のために約四、五百萬圓の追加豫算が計上されてくると仄聞しておりまするが、要すれば民生安定のために地震豫知の何かの手がかりができまいかというので、今盛んに學問的な探求を續けておるところでございます。
損害保險中央会は陸上、海上の諸財産に対する戰爭危險に基く保險を継続し、併せて國内再保險機構の整備をはかることを目的として昭和二十年四月一日損害保險中央会法に基いて設立せられた法人でありまして、爾來同法の規定により戰爭保險、地震保險の業務、普通損害保險の再保險業務及び普通損害保險業務を行つて來たのであります。