1992-03-24 第123回国会 参議院 予算委員会 第8号
総理や外務大臣もお会いになったと思うのでございますが、日本の自衛隊が来てほしい、要するにその胸の思いはやっぱり地雷除去ではないかと思うのでございますが、その辺についてはどんな感触をお持ちでございましょうか。
総理や外務大臣もお会いになったと思うのでございますが、日本の自衛隊が来てほしい、要するにその胸の思いはやっぱり地雷除去ではないかと思うのでございますが、その辺についてはどんな感触をお持ちでございましょうか。
○国務大臣(渡辺美智雄君) 地雷除去はもちろん立ち上がりのために一番必要なことですから、そういうものも含めてという思いでしょうが、ともかくほかの国の軍隊がたくさん国連の旗のもとに来てカンボジアで働いてくれる。日本にはいろいろな経済的な支援をしてもらって大変ありがたい。しかし、非常に日本とは親しい中にあって、ただ日本の日の丸だけ、日の丸という言葉はつきませんが、日本の国旗が見えない。
そこで、UNTACが展開後も人数は限られているわけでありますから、活動のスケジュールというものが地雷除去、そして武装解除、難民の帰還、そして選挙と、大きく分けでこのようなスケジュールがあるだろうと思いますが、その個々の過程でカンボジアの人たちにもUNTACの活動に参加をしていただくとか協力をしていただくとか、こういうことが可能性があるだろうと思いますし、またむしろそうした方が後に、UNTACが引き揚
○宮下国務大臣 地雷除去の要請があった場合にどうかということでございますが、自衛隊は、我が国に対する侵略があった場合に適切な防衛行動をとり得るように、地雷除去を含む各種の能力は保有しております。そしてまた、日ごろからその教育訓練に当たっているところでございます。
それから地雷を除去する訓練、地雷除去訓練の中には、掘り出して処理するという訓練と爆破して処理するという訓練がございます。自衛隊が現在訓練に使用しておりますのは訓練用の地雷でございますので、これは一切火薬が入っておりません。作動しますと単に黄色の煙が出るものを使っております。