1976-07-06 第77回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号
これに対して、地銀側から、さしあたっては公募債の枠の拡大が要望され、また縁故債の発行条件の統一化、公募債への条件接近等を通じて将来の実現方が要望されました。地方財政については、また交付税拡大の要望がございました。
これに対して、地銀側から、さしあたっては公募債の枠の拡大が要望され、また縁故債の発行条件の統一化、公募債への条件接近等を通じて将来の実現方が要望されました。地方財政については、また交付税拡大の要望がございました。
こういう試案に対しまして、地銀側では、大体この程度の議論で満足しているのか、それとも、いまの制度調査会の審議のやり方があまりにも馬車馬的な幅の狭い議論でけしからぬという御意見なのか、まあまあこれでとりあえず中小金融の問題だけどんな形か答申を出させてみて、それから金融界全体の問題を討議すればいいんだと考えているのか、それとも、逆に考えているのか、その辺、少し地銀側の意向を聞かしてもらいたいと思います。
それから地銀側その他において、反対の気勢もあつたのであります。従つてこの際大蔵大臣におかれては、なるほど法律的にはそれは可能であるけれども、大蔵大臣が行政措置をとる上において、従来の政策をひとつ反省、検討されて、そして金融界に摩擦を起さないように、金融界の意見を民主的に尊重されて、今後の発行その他については検討して、善処してもらいたい。