1968-04-26 第58回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
報告の主要な点を申し上げますと、まず地質班でございますが、第一に、被災地域の地質は主としてシラスでございまして、崩壊しやすいものでありますので、今後、降雨等によります崩壊地の拡大、新生が起こります危険がございます。第二は地震対策のための地質構造に関しまする調査研究といたしましては、当面、地表地質、それから抗井地質の調査研究及び物理探査、地化学探査によりまする調査研究が必要でございます。
報告の主要な点を申し上げますと、まず地質班でございますが、第一に、被災地域の地質は主としてシラスでございまして、崩壊しやすいものでありますので、今後、降雨等によります崩壊地の拡大、新生が起こります危険がございます。第二は地震対策のための地質構造に関しまする調査研究といたしましては、当面、地表地質、それから抗井地質の調査研究及び物理探査、地化学探査によりまする調査研究が必要でございます。
報告の主要な点を申し上げますると、まず地質班でございますが、第一に、被災地域の地質は主としてシラスでございまして、非常に崩壊しやすいものでありますので、今後降雨等によりまする崩壊地の拡大、新生が起こります危険性がありますこと。 第二には、地震対策のための地質構造に関する調査研究といたしまして、当面、地表地質、坑井地質の調査研究及び物理探査、地化学探査によりまする調査研究が必要でございます。
これの地質班の調査報告レポートによりますと、地質の構成がシラス台地、それから沖積低地、さらに洪積低地等のいろいろな地質学上の土地の成分構成が出されておりますが、ほとんど今後の調査研究に待たなければならないものが大部分であるようであります。特にそれらの点から、たとえば京町の場合には、沖積低地につくられておるわけですが、そこは家屋の全壊及び半壊率が非常に高かった。
先日の技術調査団のほうからお手元にお配りしましたような調査報告書が出てまいりまして、特に地質班のほうから先生御指摘のような問題が指摘されておるのでございます。そこでこういう問題につきましては、現在われわれの協議しておる段階の状況を申しますと、科学技術庁が中心になりまして、地質調査所とか建設省の国土地理院だとか、そういうような関係するところがあるわけでございます。
まず、地質班は、被災地の土質が特に粒度のこまかいシラス地帯であり、軟弱な層からなっていることのほか、詳細について本月四日まで現地に残り、調査をいたすことにしております。 次に、建築物班は、現地の木造家屋が構造上耐震性について非常に欠陥が多く、新築、補修を行なう場合の工法についての指導を行なう必要があること。
そういう意味で、的確にひとつ地震の将来について見きわめてほしいという強い要請もあることでございますので、前回も申し上げましたように、今回の専門調査班の中に特に地質を中心に重点的に調査というものをやる、しかもその調査班の方々は一般の方々よりもあとに残って長くやる、しかも現地の方々に積極的にお会いして、情報について御報告をしてあげるということの処置をとっておりますが、そういう意味でいまの地質班の方々が専門的立場
○八木政府委員 対策協議会の設置についての事務的検討は大体済んでおるのでありますが、地質班があす帰ってまいりますが、その地質班の最終報告によりまして発動するということが適当でないかと思いますので、われわれ事務当局の考え方といたしましては、来週火曜日の閣議には決定できるようにいたしたいものだ、こういう心組みで進めておるということをまず第一に申し上げておきます。