2018-11-01 第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
またさらに、国が進めております重要インフラの緊急点検の一環といたしまして、全国の山地災害危険地区等におきまして、森林の荒廃状況ですとか治山施設の健全度等に関する緊急点検を実施をいたしているところでございまして、今後、これらを踏まえまして、頻発する集中豪雨や地震などの激甚な災害に対応できるような、三年間集中で講ずる緊急対策、これは脆弱な地質地帯における山腹崩壊や近年顕在化している流木災害等への総合的な
またさらに、国が進めております重要インフラの緊急点検の一環といたしまして、全国の山地災害危険地区等におきまして、森林の荒廃状況ですとか治山施設の健全度等に関する緊急点検を実施をいたしているところでございまして、今後、これらを踏まえまして、頻発する集中豪雨や地震などの激甚な災害に対応できるような、三年間集中で講ずる緊急対策、これは脆弱な地質地帯における山腹崩壊や近年顕在化している流木災害等への総合的な
今回の流木災害につきましては、真砂土等の脆弱な地質地帯、沢地などの地形において、二十四時間降水量が五百ミリを超える記録的な豪雨により、多量の水が集まり、森林の機能を超える外力が働いた結果、多くの山腹斜面が、その上に生育をしておりました樹木とともに崩壊、流出したことにより発生したものというふうに推察しているところでございます。
今回の災害につきましては、真砂土等の脆弱な地質地帯、沢地などの地形におきまして、二十四時間降水量五百ミリを超える記録的な豪雨により、森林とともに山腹斜面が崩壊し、大量の流木が発生したものであると考えられるところでございます。一般に、森林は山地災害防止機能を有しておりますけれども、今回のような相当量の降雨があった場合には、その機能によって山腹崩壊を完全に防ぐことは困難ということでございます。
今回の九州北部豪雨の山地災害につきましては、委員の御指摘のように、真砂土等の脆弱な地質地帯の上に、沢地等の地形において、記録的な豪雨により森林の機能を大きく超える外力が働いた結果だと推測いたしておりますが、一方、農林水産省といたしましては、記録的な豪雨にも対応し得るような治山ダムを効果的に配置していくとともに、委員御指摘のように、引き続き間伐等の森林整備をきちんと行うことによって森林の機能の維持向上
異常な豪雨においては、森林の有無やその状態よりも地形、地質などが崩壊に密接な関係を有するものとされているところでございまして、今回の災害で発生した山腹崩壊につきましても、真砂土等の脆弱な地質地帯、沢地などの地形において、記録的な豪雨により森林の機能を大きく超える外力が働いた結果発生したものと推察されるところでございます。
林野の治山の専門職員の調査によりまして、今回の災害で発生しました山腹崩壊は、真砂土等の脆弱な地質地帯、沢地などの地形におきまして、記録的な豪雨によって森林の機能を大きく超える外力が働いた結果発生したものと推察されております。すなわち、二百から三百ミリの雨量のところでは森林の崩壊防止機能は顕著でございます。しかし、五百ミリを超え、土石流も含むことになりますと、この機能は維持できません。
しかし、四十六年十二月末日に起きた災害後は、それに対しての対策はもとより講じておるわけでありますが、その後一応落ちついておるというようなことから、警戒体制というものが解除されたというようなことは、多少地点の相違がある、あるいは専門的に言うと同じ地質地帯ではないというような見方が行われておりまして、いろいろとこの災害に対して一応所見を申し上げてきておるわけでございますが、しかし、客観的に見まして、近接
このような現況から、崩壊しやすい特殊な地質地帯について、あらためて治山治水の面から地質の調査、危険個所の総点検を行なうとともに、治山治水事業を総合的に実施すべきであると考えるのであります。 次に、災害復旧工事のあり方であります。
また、特殊な地質地帯に対しては、早急に防災学術調査を実施すること。 一、防災行政無線は災害状況の把握、迅速な救済活動の発動、住民の不安除去等に不可欠であるので、その設置につき助成措置を講ずること。 以上のとおりであります。 決議の趣旨につきましては、皆さま十分御承知のことと存じますので、説明を省略させていただき、満場一致御賛同あらんことをお願いいたします。