1973-11-16 第71回国会 衆議院 法務委員会 第48号
庁舎の整備状況につきましては、名古屋高・地裁庁舎がいまだ未改築であり、そのほか支部、簡裁庁舎も富山の小矢部、福井の小浜の各庁舎が未整備の状況にあり、早急の新、改築が望まれます。 検察庁関係について申しますと、北陸全般の一般犯罪は横ばいないしやや減少の傾向でありますが、自動車の増加に伴い業務上過失致死傷事件が著しい増加を示しております。
庁舎の整備状況につきましては、名古屋高・地裁庁舎がいまだ未改築であり、そのほか支部、簡裁庁舎も富山の小矢部、福井の小浜の各庁舎が未整備の状況にあり、早急の新、改築が望まれます。 検察庁関係について申しますと、北陸全般の一般犯罪は横ばいないしやや減少の傾向でありますが、自動車の増加に伴い業務上過失致死傷事件が著しい増加を示しております。
なお、庁舎の営繕に関して、具体的なものとして、釧路地裁庁舎の新築、同家裁庁舎の増築、瀬棚簡裁庁舎の新築の陳情を現地で受けましたが、実地の現状にかんがみますと、十分その理由ありと感じましたことを付言して私の報告を終わります。不足の点につきましては、おいでを賜わりました方々より付け加えて御報告を願います。
特に、高裁、地裁、弁護士会側から、現在の地裁庁舎は幹線道路に面しているため、電車、自動車等の騒音に悩まされ、その上、敷地一ぱいに立て込んでいるため、目下の急務である法廷増設の余地がなく、他に適地を求めて庁舎を新営するほかない実情であり、一方、高裁庁舎も、戦時中急速に建てられたバラック的な粗末な建物であるので、近い将来本格的な庁舎建設の必要に迫られており、幸い高裁の敷地が一万一千坪の広さにあるので裁判所
すなわち、秋田では、地裁、家裁、簡裁合同庁舎、高裁支部庁舎、地検庁舎、また函館では、高裁支部、地裁庁舎、家裁庁舎と目下新営中の法務総合庁舎を、札幌では、検事の官舎と、北海道公安調査局及び札幌入国管理事務所を視察したのであります。
現在家裁は地裁庁舎に同居しているために、狭くて事務上不便であることが理由でありますが、視察の結果、なるほどその通りでありました。敷地の手当もあるようでありますから、政府及び最高裁の特段の御善処を要望しておきます。 以上大要のみを申し述べましたが、詳細の報告は現地より提出の資料を付して調査室に備えつけておきますから、それについてごらんを願います。 これをもって第二班の報告を終ります。
なお、北陸において高等裁判所支部所在地の金沢市を避けて福井市を選んだ理由は、福井地方裁判所の新庁舎が、いわゆるモデル地裁庁舎として注目されているので、これが視察を行なつたのであります。従つて高裁支部及び高検支部についての調査はわが班において除かれた結果となつております。