2003-04-16 第156回国会 参議院 憲法調査会 第5号
二十一世紀に入っていわゆる地球的問題群も深刻化し、また一方でヒトゲノムの解読でありますとか、あるいはコンピューター社会の進展等、このような状況を踏まえて、私はできるだけ広く分かりやすく、国際的水準に見合ったこの人権というものを考えていくべきであると、こう考える次第であります。
二十一世紀に入っていわゆる地球的問題群も深刻化し、また一方でヒトゲノムの解読でありますとか、あるいはコンピューター社会の進展等、このような状況を踏まえて、私はできるだけ広く分かりやすく、国際的水準に見合ったこの人権というものを考えていくべきであると、こう考える次第であります。
○副大臣(山下栄一君) また後から外務省からもお答えあると思いますけれども、今地球的問題群といいますか、もちろん環境保全もその中に入っているわけですけれども、様々なこの人類的な課題について地球憲章という取組で、もちろん国家もそうですけれども、国を超えた人類そのものが共通意識で、また行動規範として取り組んでいくという、そういう取組は極めて重要な取組であるというふうに思います。
我々をはぐくむ地球は、四千六百万年ぶりの生物種の大幅な減少、毎年記録を更新中のオゾンホールの拡大、汚染物質が深海に至るまで拡散していること、さらに環境ホルモンなど有害化学物質の脅威など、それぞれが複雑に絡み合って地球的問題群の様相を顕著に示し始めております。
しこうして、人類の英知を絞って地球的問題群に真剣に取り組むべきであろうと考えます。軍事同盟や集団的安全保障というものが意味を失い、文字どおり人命尊重の世界、すなわち人間の安全保障の社会をつくり上げることが求められていると考えるものであります。 最後に、橋本総理に我が国の国際貢献、平和戦略についての展望を伺って、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣橋本龍太郎君登壇、拍手〕
現在猛威を振るっているこの分断のエネルギー、これを克服する、あるいは環境破壊とか貧困とか山積する地球的問題群に向けての人類の共闘、そういう足場を築き上げていくことが二十一世紀までの残された期間の我々の最優先の課題ではないか、そう思います。そして、この人類の共闘を支えるには深い精神性がなくてはならない。その精神性とは未来への責任感、我々の責務ではないかと思います。
ただ、二番目の「発展(開発)についての考え方」の中でフランクの従属論をお挙げになっていて、私思い出したんですが、左派のサミール・アミンの従属理論なんというのはかなり日本でも翻訳されて、一部に大きな影響を与えたんですけれども、その次の「地球的問題群の認識の高まり」、考えてみるとここで出されている問題もかなり南北問題に本質的にかかわっているところが多いわけで、続出する地域紛 争、民族紛争、宗教紛争も第三世界
より具体的には、本格的かつ抜本的な国連の改革、すなわち地球的問題群に対応し得る新時代の国際機関の創出に乗り出すべきときを迎えていると思います。 こうした理念と方向性を踏まえて、憲章は、核の廃絶等軍縮による軍事費の平和転用、国連環境保全理事会等の創設、開発途上国の環境保全等の支援など、主に国連を軸にした国際協力による環境保全の枠組みを提唱しております。
太平洋時代は最近は大学の学生も非常に関心を持っておりまして、五月祭で東大の学生も国際政治研究会がいろいろなインタビューをやりまして、「太平洋の時代を検証する」というのを出したわけでありますが、そういう関心の中心になっているのは何と申しましても世界じゅうに非常に解決の難しい問題、この解決の難しい問題をグローバルプロブレマチック、地球的問題群と呼びますが、そういう問題群がある中で、ほのかにアジア・太平洋地域
世界じゅうの最大問題というのを私どもは地球的諸問題あるいは地球的問題群と呼んでおります。これは国連大学のさまざまの研究プロジェクトの中でも地球的問題群、グローバル・プロブレマティークと言っております。 こういった問題群というのは、いずれにしても問題である以上解決されなければならない。どういう形で解決するのかというのが問われているわけであります。
そういう意味では、現在、地球的な規模で人類にとってさまざまの問題が発生しております、これらを地球的問題群(グローバルプロブレマティック)と呼ぶ学者の中での考え方、そういう言い方がかなり出てきておりますけれども、そういうグローバルプロブレマティックを解決するために科学的な研究を行うことだというように理解されてよろしいかと存じます。