2016-02-24 第190回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
ウイルスが見えないのと同じで、地球生態系のむしばまれるところはなかなか我々が見えないところなんですね。しかしながら、感染症の場合は、人が倒れて場合によっては命を失いますので、最終的には見えるということですね。それに対して、気候変動については、むしばまれている地球がどうなるのかということについて想像がなかなか難しいということです。
ウイルスが見えないのと同じで、地球生態系のむしばまれるところはなかなか我々が見えないところなんですね。しかしながら、感染症の場合は、人が倒れて場合によっては命を失いますので、最終的には見えるということですね。それに対して、気候変動については、むしばまれている地球がどうなるのかということについて想像がなかなか難しいということです。
○国務大臣(小沢鋭仁君) 気候変動問題は、人類の生存基盤や地球生態系に深刻な影響を与えることから、安全保障上の問題としても取り組んでいくべき問題として、環境省において、中央環境審議会において検討をしていただいたことがございます。
斉藤大臣は先ほど来ありますようにもともと科学者でございますが、所信の冒頭で、環境問題は地球生態系と人類文明が共存できるかどうかを問う問題である、この解決には科学を基礎とすることが必要であり、科学の成果を尊重していかなければならない、また低炭素社会の実現は第二の産業革命をなし遂げることであると、地球温暖化対策を初めとする我が国の環境政策のあり方について鋭くその本質を示されました。
私は、環境問題は、地球生態系と人類文明が共存できるかどうかを問う問題だと思います。この解決には科学を基礎とすることが必要であり、IPCC報告など科学の成果を尊重して取り組んでいかなければならないと考えております。 サミットにおいても示されたように、世界全体として、二〇五〇年までに温室効果ガスの排出量を少なくとも半減することを目指す必要があります。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 科学的根拠の考え方の根本は、基本的に地球生態系が存続し得るかどうかということから発した、そこに問いを求めて、その答えが今回のIPCCの科学的知見だと思います。したがいまして、その地球の生態系の存続なくして地球の上での経済的な活動もないわけでございますので、どちらにより重点があるかというのはおのずから明白だと思います。
私は、環境問題は地球生態系と人類文明が共存できるかどうかを問う問題だと思います。この解決には科学を基礎とすることが必要であり、IPCC報告など科学の成果を尊重して取り組んでいかなければならないと考えております。 サミットにおいても示されたように、世界全体として二〇五〇年までに温室効果ガスの排出量を少なくとも半減することを目指す必要があります。
地球温暖化問題は、地球生態系と人類文明が共存できるかという問題だと思います。 二百五十年前の産業革命以降、人類は化石燃料を燃やし続けて、空気中の二酸化炭素がふえ続けております。これを抑え、ストップさせる低炭素社会の実現は、第二の産業革命です。
私たちが直面する環境問題に果敢に挑戦し、解決策を見付けていくことにより、地球生態系と共生する持続可能な社会が必ずや構築され、将来世代に豊かな自然の恵みを伝えていくことができると確信しております。 環境問題は、今や地域社会や経済の問題とも深く密接にかかわっています。社会や経済の問題に対応する上でも環境保全への取組を中心に位置付けていくべきです。
私たちが当面する環境問題に果敢に挑戦し、解決策を見つけていくことにより、地球生態系と共生する持続可能な社会が必ずや構築され、将来世代に豊かな自然の恵みを伝えていくことができると確信しております。 環境問題は、今や地域社会や経済の問題とも深く密接にかかわっています。社会や経済の問題に対応する上でも環境保全への取り組みを中心に位置づけていくべきです。
御指摘の問題も含めまして、地球生態系、そして人間を守るため、自然との共生を図りながら持続的に成長、発展する社会を実現し、健全で恵み豊かな環境を将来世代へと引き継いでいくことが必要と考えております。このため、廃棄物の減量、資源の節約、自然環境の保全などを進め、今が良ければよいという考えを排し、将来にわたって持続可能な社会をつくり上げていきたいと考えております。
このように、地球温暖化対策は、今、広く人類の生存基盤や地球生態系に深刻な影響を与える問題として認識されるべきであり、安全保障の問題として取り組んでいく必要があると思っております。 また、先日、四月十七日、国連安保理事会におきまして初めて気候変動問題が取り上げられました。
ですから、そういう意味から、地球生態系ということを考えますと、なおさらPCBの問題は非常に大きいというふうに僕は思っております。 ところで、このPCBに関しては、もう皆さん御承知のように、一九七三年に化審法ができまして、そこで附帯決議として、国は処理方法をちゃんと開発しろと書いてあるわけですけれども、ここまで来たわけですね。 なぜここまでかかったのか。
まず、その前に、我が国にとって、また環境庁にとりましても、地球生態系の保全は今や最重要の政治課題の一つとなっております。先般の石井環境庁長官の所信表明にもその決意がにじみ出ていたというふうに思っております。 ただ、我が国の環境問題への取り組みにはやや欠落した部分があるのではないかとかねてから私は思っておりました。
○池田国務大臣 委員御指摘の、先般の会議における東京宣言、この概要を見てみますと、先ほど委員が冒頭に述べられました、人類は地球生態系の一部である、そういった認識、あるいは経済発展と環境保全を両立させなくてはいかぬ等々、十項目にわたりまして非常に傾聴すべき提案がなされておるわけでございます。
例えばTAC制とかいろいろなことがとられるわけでございますけれども、この地球生態系保全という柱についても、従来の延長ではない形をとっていただけないものかということが質問の趣旨なのでございます。 旧来、水産庁のお立場はウニ食害説というとこに軸足を置いておられるようでございまして、そういう実験等もなさっているわけでございます。
○金田(誠)委員 今回の国連海洋法条約、さまざまな項目があるわけでございますけれども、そのうちの重要な柱の一つとして、地球生態系の保全という柱があると思うわけでございます。 これにつきまして、先般来、連立与党の環境部会環境調整会議ということで、「国連海洋法条約批准にともなう海洋環境の保全についての要望」、これを取りまとめて政府に提出をするという運びになってございます。
まず一つは、この条約の締結を契機として、今後、海洋生物を単に漁業資源としてのみ見るのではなくて、地球生態系保全の観点からとらえて、海洋生態系の保護及び海洋生物の生息環境の保全のための努力を強化していく必要があると思います。
私といたしましては、我が国の自然環境を保全するため、また地球生態系のバランスを保つためにも、生物多様性の保全を今後の環境保全行政を進める上での重要な課題の一つとして認識し、施策を進めてまいりたいと考えております。
それから地球生態系の視点、今ちょうど議員御指摘になったようなことの視点に立ってやることが大切だ。それから経済の質まで考えてみなきゃいけない問題だろう。それから適切な役割分担、これは地球規模で言っていいと思いますが、全員の参加がなければこの環境問題は取り組めない解決できない問題だと。こういう四つぐらいの視点を挙げてまいったつもりでございます。
また、空気、水、土といった地球生態系が崩壊していくことによって地球上の一人当たりの穀物生産量は逓減しますし、毎年の穀物不足量が漸増していくという指摘を重く受けとめて考えるべきであります。さらに、量的な穀物不足の危機のほかに、化学肥料、農業の多量使用、あるいはポストハーベストによる食べ物の危険性、すなわち質の問題も放置できません。
また、自然の問題につきましては、環境保全型社会への変革のためには、人類がその中で生存しております地球の生態系を保全していくことと、一人一人の心に自然を慈しむ気持ちをはぐくんでいくことが基本になるということを主にいたしまして、具体的な地球生態系の保全のためには国際協力を進めるとともに、国内における自然の開発利用につきましては、計画の初期の段階から関与して調整を行うということなどをやっていきたい、こういうふうな