1956-03-23 第24回国会 衆議院 文教委員会 第19号
明年の七月から明後年十二月までの間に世界の四十カ国の地球物理学界が協力一致して国際地球観測年という国際的学術行事を行うことになっております。わが国の学界もその一翼としてきわめて重要なる学術調査を行うことになっておりますけれども、過般来発表されております同事業に対する政府の予算措置を見ますのに、この国際的な大事業の本質からみてはななだ不適当かつへんぱな予算が組まれているのでございます。
明年の七月から明後年十二月までの間に世界の四十カ国の地球物理学界が協力一致して国際地球観測年という国際的学術行事を行うことになっております。わが国の学界もその一翼としてきわめて重要なる学術調査を行うことになっておりますけれども、過般来発表されております同事業に対する政府の予算措置を見ますのに、この国際的な大事業の本質からみてはななだ不適当かつへんぱな予算が組まれているのでございます。
その間火山噴火の予知の上に世界学界に誇る幾つもの輝かしい業績をあげ、その厖大なる報告書は世界地球物理学界の注目の的になつておるのでございます。