2013-11-05 第185回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
それでは、今お話が出ましたが、平成二十六年度宇宙開発利用に関する戦略的予算配分方針について、特に重点化するとしている測位衛星、つまり航空交通管制や測量、位置の測定に活用される衛星、二つ目、防災衛星ネットワーク、三つ目、地球周辺の宇宙ごみなどを監視する宇宙状況監視、四点目に新たな基幹ロケット、この四つのプロジェクトが重点化の対象となっているんですが、このプロジェクトの現在の取組状況、そして近未来の見通
それでは、今お話が出ましたが、平成二十六年度宇宙開発利用に関する戦略的予算配分方針について、特に重点化するとしている測位衛星、つまり航空交通管制や測量、位置の測定に活用される衛星、二つ目、防災衛星ネットワーク、三つ目、地球周辺の宇宙ごみなどを監視する宇宙状況監視、四点目に新たな基幹ロケット、この四つのプロジェクトが重点化の対象となっているんですが、このプロジェクトの現在の取組状況、そして近未来の見通
先ほど、夢のお話がございましたが、夢という点で申し上げますれば、私どもがこういった宇宙基地計画に参加をして、宇宙技術をマスターしたいというふうに思っておりますのは、せめて地球周辺の宇宙におきましては、日本の技術で自由自在に動き回れるような力をつけたいということが夢でございまして、この宇宙基地に国際協力で参加するのも、そういう夢を達成するための一つの手段である、そういう受けとめ方もできるのではないか、
同研究所を中心に、広く大学の研究者により宇宙空間や地球周辺の諸現象の科学的解明を目的としまして観測ロケット、気球、科学衛星等の観測手段を着実に自主開発いたしまして、エックス線天文学等の宇宙科学の分野においても、また各種の宇宙工学の分野においても国際的に高く評価される実績を上げている次第でございます。
特に、原子炉衛星の問題も申し上げましたが、損害補償の問題に至りましては、もう専門家でございますから御承知のとおりに、現在は地球周辺を四千五百四十六個もの人工天体、付属品や破片が回っている。そうして、聞くところによれば、毎年三百三十あるいは三百四十個がこの軌道からずれている。言うならば、一日に一個弱の割合で軌道からずれて落ちてきているというのです。わが国でも昭和四十一年から八個それが確認されている。
いかに宇宙科学が発達したといえども、地球周辺に起こる台風や地震や洪水はある程度防御できたとしても、一〇〇%これを整理をするということは、これは不可能なことは私は考えなければならぬと思います。しかし、多摩川の件に関してはですね、これは制御できたと思うのです。出水時でもある。そうして何百ミリ降ったならばああなるということは力学的にこれはもう判斯できると思うのであります。
まだまだ宇宙まで行く今日といえども、地球周辺、地下、こういうものの構造、メカニズムというものは完全に把握し切っている段階じゃないと思いますよね。でありますから、慎重の上にも慎重を期すべきだと思いますよ。わずか一年や二年の調査で、シミュレーション方式によって推定されることぐらいで着手されたのでは、これはたいへんなことになると思います。