1948-06-05 第2回国会 衆議院 本会議 第56号
(拍手) さらに申し上げたいことは、地方財政の確立の事柄でございます。地方財政の確立については、昨今ようやく全國府縣の問題となりまして、地方財政の窮乏が日々に窮迫を告げてまいつていることは、言うまでもないのであります。その点に鑑みまして、政府は本年度の予算において数百億のいわゆる地方補給金を計上することになりました。
(拍手) さらに申し上げたいことは、地方財政の確立の事柄でございます。地方財政の確立については、昨今ようやく全國府縣の問題となりまして、地方財政の窮乏が日々に窮迫を告げてまいつていることは、言うまでもないのであります。その点に鑑みまして、政府は本年度の予算において数百億のいわゆる地方補給金を計上することになりました。
川島議員の仰せになりました通り、地方財政はまことに貧弱で、まつたくお話の通り貧困でございます。特に地方財政におきましては、中央の予算の約半分、約二千億を本年度においては計上しなければならぬ状態になつておるのでざいます。この二千億のうち、特に新計上費といたしまして、新しい施設といたしましては、約五百億近くの費用を必要としておるのでございます。
これにつきましては実は特殊物件の実務を取扱つております府縣の手違い、或いは地方財政の困窮等に原因いたしておるものが大部分でございまして、従いまして建設院といたしましては、今後の問題としては、これを十分に是正して行くように努めております。
勿論適正に近いところの料金を取られているのでありまして、その金は先程説明員がおつしやつた通り地方廳が財政難で困窮しているからその金を融通してもよいというような工合の含みを持つて、おやりになつたようにも聞えたのでありますが、その点について説明員の説明の第一点は特殊物件財産の無償は、地方財政が困窮しておつたからという含みを持つておつたようでありますが、それは含みを持つたものか、どうかということを特に御答弁願
六月三日 地方財政法の実施促進に関する陳情書 (第四三七号) 地方財政の拡充強化に関する陳情書 (第四三八号) 義務教育費並びに警察費國庫補助増額の陳情書 (第五〇一号) 警察費の財源確保に関する陳情書 (第五一七号) 地方公務員法及び地方税財政制度改正に関する 陳情書 (第五一九号) 地方税法改正に伴う限外課税削除の陳情書 (第 五二一号) 地方自治法の一部改正に関する
○坂東委員長 ただいま松沢君から中間報告がありましたが、これに関しまして地方財政確保のために必要な点にお気づきの方がありますならば、この際御発言を願いたいと思います。
○松澤(兼)委員 地方財政制度改革に関する小委員会につきまして、五月十八日高岡忠弘君ほか十三名が小委員に選定され、同時に私が小委員長に就任することになまりした。爾來打合会を開くこと六回、その間政府から野溝國務大臣、竹谷地方財政委員会委員、荻田同委員会事務局長、その他の関係者の出席を求めまして、いろいろと意見の交換をいたし、また調査研究をいたしたのであります。
第二の点は、健全財政の原則を、一般会計のみならず特別会計及び地方財政を通じて貫徹したという点でございます。財政の健全性とは、申すまでもなく一般会計のみならず、特別会計、地方財政を通じた財政全体として、その収支の均衡、適合を図るということであるべきことは勿論であるからでございます。
第二の点は、健全財政の原則を一般会計、特別会計及び地方財政を通じて貫徹したことであります。財政の健全性とは、申すまでもなく、一般会計のみならず、特別会計、地方財政を通じた財政全体として、その收支の均衡適合をはかるということであるべきはもちろんであるからであります。
○山下義信君 私は地方財政委員会等も関係があるのかと思いましたが、総理廳の官房で事務引継ぎをやつているということでありますから、今日御出席のお方にお尋ねするのでありますが、只今会計檢査院の当局は事情を諒とするとおつしやつたのでありますが、只今の御説明では私は了承いたし兼ねる。この批難事項の第一点は北海道で緊急開拓事業、食糧開拓事業をやる。
大藏省当局がこの地方財政の各府縣のそういうことに対してどれだけの監査をしてお出でになりますか、この点を大藏当局に私はお尋ねする。今の北海道廳のこの不当支出は、こういう大きな土地建物を買つて、而も只今申しますような昭和二十二年度におきまして買入れるというがごときは誠に怪しからん。ただ單に宿屋が不自由であるというような程度では了承いたし兼ねるのであります。
殊に大正十三年の大水害には高森町は全町水底に沒し、貴重な人命財産を烏有に帰する惨事を惹起し、さらに昭和二十年の水害においては、本川流域の耕地は大半流失埋沒の災厄に遭い、家屋の浸水相次いで拡大し、その復旧は地方財政の逼迫した現在、きわめて憂慮すべき状態におかれておる次第であります。
現下地方財政の実情は、経営支出の財源にすら困窮し、役場吏員の俸給さえ遅拂いの状況にして、とうてい新制中学建設のごとき多大の費用を賄う財源なく、これが建設遅延はもちろんのこと、まつたく不可能の状態でありますから、地方財政の現状を御賢察くださいまして、新制中学建設費全額國庫負担とするよう、格段の御配慮をお願いいたす次第であります。
特に地方財政はまつたく行き詰まつておるのでございまして、前年度の予算の約倍であります、千九百九十五億という國の予算の半分だけを必要としておるのでございます。
たとえばこれに類する法案といたしまして、地方財政委員会法というのがありますが、この中におきましては、地方財政委員会において、地方財政のことを立案企画して、これを一定の期日までに國会に提出しなければならないということが、はつきり規定されておるのであります。
つきましてはいろいろ地方財政委員会において御苦心の結果、相当財源ができたわけであります。しかしまだ予算の大綱の中に示されておる税種税額が異動するかもしれないというような危險な状態にありますので、地方財政委員会の方々に、もう一押しがんばつていただきたいと考えるのであります。
次に事業税の問題であるが、事業税は地方財政委員会の所管であり、その方から意見を述べていただきたいが、一應私どもの見解を申し述べると、まず医師と助産医療師に対する事業税を免除して欲しいという請願については、その理由として営業でないから課税するのは妥当でないというような趣旨が第一に掲げてあるが、今度の事業税は、從來の営業税以上の独立的な事業、純粹のインデイペンデントな、自ら事業を営んでおる收益に対して課税
○野溝國務大臣 これは先ほど梶川委員に申し上げておいた通り、日本の財政並びに地方財政の貧困からいたしまして、この税の財源を得るために一應範囲を拡強いたしまして、事業税として約数十億を見込んだのでございます。
なお本日御出席の政府委員は野溝地方財政委員長、荻田地方財政事務局長、それから大藏省の國税第二課長の原事務官、この方々が御説明にあたるそうであります。それでは事業税から御説明願います。
今回の政府の財政計画の確なに当りましては、地方財政問題について、大臣は誠に御奮鬪に相成つたようであります。今朝の新聞でもいろいろと承知をいたした次第であります。大臣がこういう職にお当りになつて、そうして御奮鬪なさるのには、専門家でなくとも相当有力なる政治力を以てしても大いなる効果があるので、お当りになつておるという一面も亦私達も認めるのであります。
○山下義信君 國家行政組織法に関連しての問題外になりましてはいけませんので、その範囲内でかれこれと大臣の答弁を煩わしまするが、この地方財政委員会の任務は言うまでもなく、地方自治の確立にあるのでございまして、その財政の裏付に余程御盡力に相成つておると思うのでありまするが、これがいわゆる地方の監督を嚴重にいたしまするために、元の内務省のような臭いが残つておりましたのでは、地方自治の発展どころではない、非常
内閣に無任所大臣としての國務大臣を考えておる、然るに地方財政の委員長を兼務されておるようであるが、一体そういう権限乃至は内容が不明瞭じやないかというような御趣旨に承わりました。内閣法の内容につきましては私はまだ十分檢討をしておりませんが、私は無任所大臣としておるのではないのでございます。
さて、本案審議に当りましては、各委員より熱心なる質疑があり、政府亦これに対し懇切なる答弁がありましたが、今その質疑應答の主なるものを申上げますれば、一委員より、地方財政の現状に鑑み、地方自治團体が証券の発行、又は借入金をなし得るよう、財政法第七條に準ずる法的処置を講ずる意思はないかとの質疑に対し、大藏大臣より、金融市場の情勢より見て、地方債を発行することは極めて困難でありますので、実際問題としては一時借入金
すなわち、技術の可能性あるいは能率の問題、あるいは国家及び地方財政との総合的勘案のもとにこれらを解決しで、それによつて生じます弊害についても十二分に考えていかなければならないのであります。殊に選挙公営を行います場合においては国民の莫大なる負担と資材の消耗があり、かつまた選挙関係者の極度の労働と十分の用意のもとに進められていかなければならないのであります。
土地改良事業との関係において、昨年の旱害の問題につきましては、和歌山縣といたしましても特にこの点に関する國庫補助についてお願いをしたしておつたわけでありまするが、こうした旱害の應急対策のみならず、縣といたしましては、全縣下にわたりまして約一万二、三千町歩にわたつて暗渠排水、客土、用排水、機械揚水、耕地整理、床締る、農道等の各項目について土地改良計画を立てておりまするので、この点について現下の和歌山縣の地方財政
若し官僚機構そのものが今日のように野放圖に複雑化し、厖大化して行くならば、それは國家や地方財政上の見地から言つて、多くの困難を招來するばかりでなく、官僚機構自體がややもすればその權限を濫用し、獨斷專行的な行政を行うようになります。而もこの厖大な機構に對しまして外部からの監察の目が届かなくなる。官僚組織を制度化しようと試みて、逆に官僚組減そのものに大きな力を與えてしまう。
野溝地方財政委員會の委員長は、現在の芦田内閣におきましても最も有力な大臣として私は常に尊敬をいたしておるのであります。野溝大臣はわが國における農業通として有名であるばかりでなく、また傍ら水産に對しましても非常に御理解のある大臣として、われわれは尊敬をしてまいつたのであります。
○馬越委員長 私の最後の、かりに決定濟みとするならば——地方財政委員會では御決定になつておると言うが、これが決定して徴收すると假定いたしますならば、さつき青木委員もしきりに言つておりましたが、業種別によりまして、たとえば一本づりのような零細な漁業には課税をしないとか、あるいは大仕掛の漁業に對しては課税をするとか、業種別によつて免税等について御考慮をしていただける餘地があるかどうかという點について御答辯
それはどういう點かと言いますと、中央の財政もやつていけない、地方の財政もやつていけない、出先機關を整理しなければならぬというときに、行政機構をどうするかという問題がたまたま話題になり、論議されておるときでありまして、特に地方財政の所管大臣といたしまして、出先機關の整理を強く要望しておるときでございましたので、財政の問題と諸機構の問題をにらみ合わせまして、私としてはかような點から愼重を期するという態度
丹羽 五郎君 川村 松助君 城 義臣君 小畑 哲夫君 田中 信儀君 前之園喜一郎君 岩男 仁藏君 江熊 哲翁君 小川 久義君 矢野 酉雄君 千田 正君 政府委員 地方財政政務次
その結果地方財政に重い負担となつておることは御説の通りでございます。しかし大体の傾向から申しますと、かようなまことに苦しい時代におきましても、地方におきまして、また教職員の方々にも、父兄の方々にも、窮乏に耐えながら、教育のためには驚くべき努力をなさつておることを、私どもは驚嘆しかつ感謝いたしておるのであります。
これは中央集權的な教育制度が、地方分權的な方向に轉換していくという時代においては、地方財政に占める教育費が、非常に負担が重くなるということはやむを得ないのでありますけれども、現在においては過渡期的処置であり、あるいは基礎的処置であるということを考慮に入れまして、教育費に対して考えてもらわなければ、地方財政は立ち行かぬという状態になつておるのであります。
なお六・三制殊に新制中校の建設費につきましては、國費の補助、地方財政の負担で十分でなく、父兄に対して相当の寄附がかかつておるという事態は、義務教育といたしましては、必ずしも望まして状態ではないのでありますけれども、地方財政も國の財政も、御承知の通りでありますので、父兄もまたその力に應じて子弟の教育に対してこれを自発的に援助していくということも、あながち否定すべきことではないと思いまするので、そういう
それで地方は地方の財政の建直しをやらなくてはならんというので、地方財政委員會で、それぞれ地方税等について新税を設けるとか、いろいろ研究されておるようでございまして、これは又いずれ本委員會において御審議を願う結果になると思うのでありますが、どうしてこういう非常に金のかかる六・三制教育制度竝びに自治警察制度を賄なつて行くかということについて、地方財政委員會から、新らしい税制の問題その他について、財政的の