1963-06-18 第43回国会 衆議院 建設委員会 第24号
と私の申し上げまする意味は、上流、下流あるいは地域の関係で同一水系に属する特に重要性を同じくするような河川が、あるものは政治的に一級として指定され、あるものは地元のいわれのない反対や地方的利害に基づく感情や、政治的要求によりまして、一級として指定されずに二級として知事指定にゆだねられるようなことがありましてはならないと私は考えるからであります。
と私の申し上げまする意味は、上流、下流あるいは地域の関係で同一水系に属する特に重要性を同じくするような河川が、あるものは政治的に一級として指定され、あるものは地元のいわれのない反対や地方的利害に基づく感情や、政治的要求によりまして、一級として指定されずに二級として知事指定にゆだねられるようなことがありましてはならないと私は考えるからであります。
なお、大規模な水利権につきましても、建設大臣がこれを許可する場合は、関係知事の意見を聞かなければならないものとしておりますから、国家的利害と地方的利害との調和は十分にその点において、はかられると考えております。(拍手) 〔国務大臣重政誠之君登壇、拍手〕
そのためには、個人としてはもとより、公党の立場においても、清廉はつらつの気風をふるい起し、常に国家の永遠の運命に思いをいたし、地方的利害や国民の一部の思惑に偏することなく、国民全体の福祉をのみ念じて国政の方向を定め、論議を尽していくように努めたいのであります。
そのためには、個人としてはもとより、公党の立場においても、清廉はつらつの気風をふるい起し、常に国家の永遠の運命に思いをいたし、地方的利害や国民の一部の思惑に偏することなく、国民全体の福祉をのみ念じて国政の方向を定め、論議を尽していくように努めたいのであります。
(拍手) さらに、小選挙区制の致命的欠陥の三つは、地方的利害の代弁者たる地方的人物が国会に送られるということであります。小選挙区では常に地盤の培養が行われ、その結果として、地方的因縁や情実が大きく働いて、地方的利害の代弁者が議員となる可能性が多いのであります。
すなわち、第一に、小選挙区制ではどうしても死票が多くなるという欠陥、第二に、有権者にとって候補者の選択の自由が不当に制約されるという欠陥、第三に、地方的利害だけの代表が国会に送り出されるおそれが多くなり、国政審議の使命に合致しないという欠陥、第四に、有権者の総有効投票の結果と政党別当選議席の結果との比率の誤差がますます広がっていくという欠陥、これらの欠陥については、すでに選挙制度調査会におきまして鋭
事業運営の標準化、計画化、総合化が可能となり、地方的利害が絡まることが比較的少くなり、損害評価が保険者評価となるが、従つて損害評価が一応厳正になるということが期待できまするけれども、そのことが逆に地方的な利害からの損害評価のやり方に対する抵抗と申しますか、圧力或いは不平というようなものが増大をするであろう。次に、「末端職員の身分が安定し、公益的意識が強くなり事業の運営に好影響がある。」
こういう方針で従来やつておりまして、その間若干各省の意見の食い違いがありましたが、各省間の非常な対立のために結論を得られなかつたということはほとんどないので、むしろ地方的利害が錯綜しているところが最近までまだ結論を得られない。各省間の関係はそこの協議会でいろいろな問題はあつたけれども、結論は得られている、こういう状況でございます。
ここに地方のボスといいますか、ことに全部の住民の利益になる事業なら別でありますが、ある種の、今までよくいわれております、地方的利害に沒頭しておりますような諸君の跳梁する場所をこしらえるのじやないかというように実は考えられるのであります。従つて当局は、これについてただ市町村にまかせるということでなくして、これらの負担の限度をぜひこの條文の中に入れていただきたいと思うのであります。
これは非常な産業、民政すべてに影響する大法案であるのでありまするが、今回は非常に審議期間が短いということでありますので、審議未了になる公算が多い法案でありまするが、これは政党政派を超越して、地方的利害に非常に関係する問題を沢山包蔵しておりまするので、丁度こういう期間にいろいろ実地の調査をする又いろいろ資料も蒐集して、次の国会で審議されるときの準備資料にしたいと、こういう気持からいたしまして、電力問題
これは大局から見た私の感じでありますけれども、つまり從來土木行政が府縣單位に局限せられておつた感じがありまして、從つて東京、大阪等の大都会あるいは中小の都会と附近一帶の府縣との連絡関係からしまして、各府縣を通ずる一貫せる國道の完成ということについては、ややもすると地方的利害にとらわれて、その完成をさえぎるかの観があつたのであります。