1970-03-04 第63回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
シャウプ勧告の例を引かれて地方水準の引き上げということを言われましたけれども、まさしく私は、この地方団体の水準、地方財政、地方行政の水準というものに大きな問題があると思います。それで、地方財政それから地方税について改革の必要が今後あるかどうか、この点について簡潔に一点お願いしたいと思います。
シャウプ勧告の例を引かれて地方水準の引き上げということを言われましたけれども、まさしく私は、この地方団体の水準、地方財政、地方行政の水準というものに大きな問題があると思います。それで、地方財政それから地方税について改革の必要が今後あるかどうか、この点について簡潔に一点お願いしたいと思います。
たまたま向こうへ出かけて、そして帰ってきて、同じような地方水準、行政水準のものと比べてみて、これらの点でたいへん見劣りがする、こういうことを言われておりますので、こういうことはひとつ力をかすべきじゃないか、かように私は申しておる。これだけを取り上げて、基地反対闘争に備えるのだ、それはたいへん先ばしった御議論のように私は思います。むしろ、もっと警察本来の職務を達するそのために必要なことじゃないか。
これを完全にやらせるというためには、地方財源というものを与えてこれをできるようにすることが一番好ましいことでございますが、独立した地方財源を与えてやらせようということでしたら、税源の偏在ということからこの行政水準の不均衡というものがはっきり出て参りますので、独立した地方財源を与えられない、こういう事情がございますので、そのために交付税という制度によってこの地方水準の均衡化をはかるということと、それから
○太田委員 次官、これから自治省におきましては、地方行政水準の向上ということに力点を置かれてやるというのですが、地方水準の向上の原動力、エネルギーは、問題はやはり精神とお金でしょう。竹やり精神だけではできませんから、どうしてもお金が要る。そのお金というものは地方交付税なら交付税あるいは自主財源なら自主財源というものでやっておるから、その構成については十分な配慮をなされなければなりませんね。
また優秀な医師、藥剤師、看護婦の離職者が現在も続出している原因の大半は、給與があまりにも低く、地方水準に比して三分の一にも達しないという劣悪のためと考えますが、これが改善方策はいかがでございましようか。