1963-06-12 第43回国会 衆議院 建設委員会 第22号
極端に申し上げますと、いまなるべく国有林はやめて地方林に移せ、民有林に移せ、部落有林に移せという声が非常に多いのでございます。これらの管理等につきましても、理想から申しますならば、当然一つのりっぱな理論であり現実であると私は思います。
極端に申し上げますと、いまなるべく国有林はやめて地方林に移せ、民有林に移せ、部落有林に移せという声が非常に多いのでございます。これらの管理等につきましても、理想から申しますならば、当然一つのりっぱな理論であり現実であると私は思います。
また地方の林政の組織につきましては、先日もこの委員会におきましていろいろ御質問いただいたのでありますが、お話のように、国有林の技術者と地方林の技術者の交流をはかり、できるだけ国有林の優秀な技術者を地方林政の方にまわすというようなことも、あわせ検討いたしておるところでございまして、近くその調査の結果が出て参ると考えております。
○岡村文四郎君 森林法の一番御心配になつておる点は、境界の点が入つておりますが、この境界線というのは実は北海道のような地方林の非常に多いところで、我々が見ても非常に複雑になつておるところがあるが、ああいうところの境界線をはつきり直すような御意思があるのか、これは今まで通りでいいのですか、北海道のように非常に地方林と官林がくつ付いておる、そういう境界が非常に複雑で、これはそういうところまでお直しになるか
また公有林があちこちに散在しておつて、地方林關係と國有林關係とが區分される現在の段階においては、これを合理的に配置分合しなければならぬことは明らかでありますから、それをどういう方法論において、どういう取運びにおいて、その原則を確立するような具體的な用意があるか、その内容を明らかにしておきたいと思うのであります。
それからまた公有林が全道に散在しておりまして、經營上非常に困難な状況にあると思うので、國有林と地方林との間において適當に配置分合するお考えはないか。この點についてお伺いたします。