1993-11-08 第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第1号
小選挙区になりますと政策に基づく選択が可能になると言われておりますけれども、国会議員がますます地方利害にとらわれるということもあり得ると思います。別の観点から見ますと、今までのような利益誘導型の政治システムのもとでは、国会議員までが地方の仕事に追われ、本来の国政の課題に十分取り組むことができないのではないか。
小選挙区になりますと政策に基づく選択が可能になると言われておりますけれども、国会議員がますます地方利害にとらわれるということもあり得ると思います。別の観点から見ますと、今までのような利益誘導型の政治システムのもとでは、国会議員までが地方の仕事に追われ、本来の国政の課題に十分取り組むことができないのではないか。
○委員長(板谷順助君) その点についてお答えいたして置きますが、実は公聽会を開くということは、廣く國民の世論或いは地方利害関係者の意見を聽くということになるのでありますが、御承知の通り予算或いは歳入に関係のあるものは、公聽会を絶対に開かなければいかん、それから又重要案件、或いは一般の利害関係の公聽会を開くことについては、開くことができ得るということでありまして、これは委員会の問題で、委員会の多数の意見
國有鉄道のごとき厖大なる事業形態においては、その組織の復雜、法規の煩雜はやむを得ざるところでありますが、本件のごとき小地方線の経営に必ずしも適切ならざるものあり、沿線居住者といたしましては、むしろその線と密接なる関係を在する事業会社をして経営せしめ、これが事業育成及び運営に参画し、鉄道事業として地方の希望に即應する経営をなさしむるのみならず、地方産業開発にも協力せしめ、地方利害関係と一体となりまして