1974-02-14 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
国有林八百万、私有林千七百万——地方公有林を含めて、要するに二千五百二十万ヘクタールの山林原野を守るためにはどれだけの労働力が要るのか、林業労働者がどれだけ要るのか、いま八百万ヘクタールの国有林で働いておられる労働者が現在のままでいいのか悪いのか、この点、大臣、どうですか、労働力確保についてどうしたらいいのか、この点の見解を聞きたいのです。
国有林八百万、私有林千七百万——地方公有林を含めて、要するに二千五百二十万ヘクタールの山林原野を守るためにはどれだけの労働力が要るのか、林業労働者がどれだけ要るのか、いま八百万ヘクタールの国有林で働いておられる労働者が現在のままでいいのか悪いのか、この点、大臣、どうですか、労働力確保についてどうしたらいいのか、この点の見解を聞きたいのです。
伐倒した跡に植えるとか、他の所有者なり他の地方公有林なり国有林なり蔓延していくことを防ぐために強制的に植えさすよう、その強制的に植えさせるという手段がこの法律の中にはないわけなんです。したがって、そこまで法律改正をやるのなら、したがって植えること自体が防除手段として補償の対象になる。こういうふうに思うのですが、それが実は法律にないわけなんですね。
過伐、濫伐の弊というものが非常に強く結果されておるということが、明らかであるのでありますが、これは從來國有林と地方公有林とを一つにして、そして北海道全體の森林という總合的な經營の上から、こういうことが行われたのであります。それがこの法律の制定によりまして、國有林と公有林がはつきりと區分される。