1980-04-08 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
そうして、いろいろときには地方と国と、あるいは都道府県と市町村とに能力差とかいうような問題を私全く否定するものではございませんけれども、いやしくも国家公務員たる者、地方公務員たる者に優越感を感じてはならない、県庁職員はまた地方職員に対する優越感を感じてはならない、逆にまた、いかなる劣等感も感じてはいけない、ともにそれぞれの段階における国民に対する奉仕者としての立場で協調融和の精神をもって事に当たるべきであるということは
そうして、いろいろときには地方と国と、あるいは都道府県と市町村とに能力差とかいうような問題を私全く否定するものではございませんけれども、いやしくも国家公務員たる者、地方公務員たる者に優越感を感じてはならない、県庁職員はまた地方職員に対する優越感を感じてはならない、逆にまた、いかなる劣等感も感じてはいけない、ともにそれぞれの段階における国民に対する奉仕者としての立場で協調融和の精神をもって事に当たるべきであるということは
○有田国務大臣 先ほど来申しましたように、いやしくも国家公務員たる者あるいは教職の地位にある地方公務員たる者、それが法律に違反するようなことがあってはたいへんなことですよ。いやしくも法治国においてです。全体の奉仕者の立場にある者が法律違反をやってもよろしいなんということ、どうしてそういうことが考えられましょうか。
そこで、この法律では国家公務員たる上司が地方公務員たる者に対する任免権を持つということなのであります。このことは実は斎藤長官にもお尋ねした場合に、これはそれだからこの法律を作るのだ。この法律を作ると、これは国権の最高機関である国会が作つた法律だから、そこから新らしく出発するのだ、こういうお答えしかない。
次にお尋ねいたしたいのは人事の交流の問題でありますが、将来になりまして、いわゆる国家公務員たる者と地方の都道府県の警察におりまする地方公務員たる者との間にいかなる人事交流を行われまするか、この点について伺いたいのであります。