1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号
それを平均して一本の米価として、地域米価というのはございませんから、やらしていただいているということになるのではあるまいかというように思っております。
それを平均して一本の米価として、地域米価というのはございませんから、やらしていただいているということになるのではあるまいかというように思っております。
地域米価ではありません。だとするたらば、少なくともあまりにも現実離れのしない米価を算定することとまたこれに無関係とは言いませんが、適正な実情に近い実納小作料を勘案することは当然ではありませんか。私はあなたのいま説明された資料によっても納得するわけにはまいりません。
家計を圧迫して一般物価の上昇を誘発する消費者米価の値上げは適当でないという見解、もう一つは食糧管理特別会計の実情というものを理由にして諮問する諮問の仕方は適当ではない、こういう三通りの見解がございましたけれども、第一の、改定はやむを得ないという見解の方々は、値上げの幅について努めて圧縮する、また低所得者に対しての社会保障その他各般の対策を並行して実施するということ、さらに配給制度の改善、消費者の地域米価
これが結局地域ごとの地域米価とか、あるいは銘柄、等級差によるところの米価、そういう制度にだんだん転換していくということになれば、やはり統制撤廃の一つの現われであるということもいえるわけです。そこでお尋ねしたい点は、このような四つの地域に分けた配給米価の決定というものは、その地域におけるいわゆるコスト主義を採用するという考えが根本になって、こういう御決定をしようという意思であるか、いかがですか。