1993-06-03 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
○政府委員(入澤肇君) 先日も御答弁申し上げたんですけれども、今度の中山間地域法の計画そのものは中山間地域の地勢条件の状態が非常に不利であるということに着目して計画をつくり、その計画を前提として所有権移転等につきましてひと。つの工夫をなしたわけでございます。
○政府委員(入澤肇君) 先日も御答弁申し上げたんですけれども、今度の中山間地域法の計画そのものは中山間地域の地勢条件の状態が非常に不利であるということに着目して計画をつくり、その計画を前提として所有権移転等につきましてひと。つの工夫をなしたわけでございます。
特に、中山間地域の立地条件、地勢条件からしますと、そういうところで大規模な開発が行われるかどうかというのは非常に疑問でございまして、この農林業等活性化基盤施設の設置の前提となる所有権移転等の事業は、要するに大規模な農地転用ということを想定しているものではございませんので、そういうふうな新しく創設する権利の内容からしましても大規模開発的なものは入らないんじゃないかというふうに私は考えております。
今回の中山間地域対策で一番大事なことは、粗放的な土地利用を可能な限り改めて、中山間地域の立地条件、これは地勢条件からしまして、かなり傾斜がきついとかあるいは耕地が非常に小さい、そういうふうな条件下で最適の農業的な土地利用計画を普及させて いく、その上で最適農業経営計画というのを運動論として展開していくということが必要じゃないかというふうに考えたわけであります。
○入澤政府委員 恐らく、特定農山村法案の中の農林地所有権移転等促進事業のことを指しているんだと思いますけれども、これは、中山間地域の地勢条件にかんがみまして、最適な農業的土地利用計画を追求し、その上で最適農業計画を実現していこうじゃないかということでございまして、活性化に必要な施設用地への農林地の転換とか、あるいは営農意欲が高い農業者等による代替農用地等の取得があわせて行えるように、権利移転を一括して
御案内のとおり、北海道は広大な低平地を特に道央部に抱えておりまして、また火山やあるいは軟弱な地盤など特異な地勢条件というものもありまして、洪水が一度発生いたしますと、その被害というものは広範囲に及びまして、また被害が非常に激甚となる可能性が多いわけでございます。
さっきの御答弁を聞いておりますと、この中山間の地域指定については、土地の傾斜度あるいは田畑の割合あるいは林野率、そういう地勢条件からの縛りをしたと、さらに人口十万人未満という縛りもしたというお答えでございました。
それからさらに、第一点の御指摘の、どのぐらいまで帝が広がるかと申しますれば、これもまた地勢条件等によって違いますけれども、距離減衰を考えれば、いままで、ほっておけば百メートルぐらいまではどうしても達する、こういうことになるわけでございます。
○小林(誠)政府委員 この自然的条件でございますが、これは気象条件あるいは地勢条件、いろいろなものが考えられるわけでございます。
これは、御承知のように山という特殊な状態で作業をするものでありますから、労力があるからといって必ずしも——山へ入れますと山の気象条件あるいは地勢条件によって災害を受けることの激しいものでございます。従って山の作業になれた者ですら往々にして危険を伴うものでありますだけに、雇用の確保が重要な施策の一つとして取り上げられなければならないのではないか。
少くとも日本の特殊の気象条件なりあるいは地勢条件なり、その他のいろいろな条件から見て、まず警察力の増強なり何なりというものを考えるより、こういう自然的な条件からの国民生活の基礎的安定というものに最も力を入れるべきじゃないか、これが私は民主政治の常道だと思う。
又急傾斜その他の地勢の問題につきましては、これは又別個の措置によりまして地勢条件を緩和する方策を講じて行かなければならんと、こういうふうに考えております。又経営条件が不良、特に労力不足という場合におきましては、ここに畜力なり機械力なりを入れられれば入れて行くということも考えて参らなければならんと思つております。