2001-06-28 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
一九四九年の労働事務次官の五四号通牒では、地労委員の選考に当たって、系統別の組合数及び組合員数に比例させるとしております。九八年九月十八日の当時の甘利労働大臣の答弁でも、中央委員会、中央労働委員会のことだと思うんですが、委員の任命に際してもこの五四号通牒、こういう考え方でやっていると答弁しております。
一九四九年の労働事務次官の五四号通牒では、地労委員の選考に当たって、系統別の組合数及び組合員数に比例させるとしております。九八年九月十八日の当時の甘利労働大臣の答弁でも、中央委員会、中央労働委員会のことだと思うんですが、委員の任命に際してもこの五四号通牒、こういう考え方でやっていると答弁しております。
従ってそのようなことではいけないのではないか、もっとやり方もあったでしょうという事務折衝を行なったわけですが、僕たちは裁判所も国会議員も地労委員もちっともこわくない、そんなものは何だ、こういう暴言を院長が吐きまして席を立って決裂し、事務折衝ができなかったというような状態が四月十七日の大まかな経過でございます。
平均賃金につきましては、地労委員のあっせん案の確認事項に従いまして、日本中央競馬会共助会において目下研究中とのことでありますので、この平均賃金の算定の基礎がはっきりいたしますように、これも督促をしておるところでございます。
なお、水害地の関係が特にあるのでありまして、その点は、労働大臣あるいは労政局長から、地元知事並びに地労委員長、労働部長に対して、速急これが解決につき一層の努力をせられたき旨は再三要請しております。また労働省は、労政局の法規課並びに労働組合課からそれぞれ事務官を派遣いたしまして、現地労働部を応援いたしまして、速急解決に努力しておる次第であります。
まず第一番は、地労委員が五名となつておりますが、これは昨日も申しておられたように、あるいは東京、大阪、福岡というふうな非常に委員の仕事のはげしいところでは、なかなか実際上こなし切れぬだろう。さらにまた今度は資格審査ということも、ずいぶん煩瑣な仕事となつて参ります関係上、これは定員を増加し得る措置が講ぜられておる方がいいのではないか、という点であります。
むしろそういつた各地方々々の特異性を生かしながら、しかも地労委員その地労委の責任においてしかるべき処理をして行くというあり方の方が、民主的なあり方ではないかというふうに考えるのでありますが、ことにこの問題に関連して思うことは、いわば中労委が、地労委をその支配下に結びつけて行く、いわゆる全國的な一つの統一あるやり方ということの意義は、むしろ全國的な、というより中央的な、從つて中央集権的な形において、手続
從つて当事者相互の間に問題がなくて、而も地労委員これに介入しない以前に、このような問題を檢察当局が取上げるというようなやり方が果して労働運動の健全な確立のために正しい処置であるかどうか。