2020-10-28 第203回国会 衆議院 本会議 第2号
防災、減災を考えるときに、私は、地元、長良川の河口堰を思い返さずにはいられません。暴れ川として知られ、幾度となく大洪水と決壊によって多くの人命を奪ってきた長良川に、一九六〇年代に、河口堰をつくるという話が持ち上がります。当時は、効果がない、自然を破壊するなど大変な批判にさらされました。
防災、減災を考えるときに、私は、地元、長良川の河口堰を思い返さずにはいられません。暴れ川として知られ、幾度となく大洪水と決壊によって多くの人命を奪ってきた長良川に、一九六〇年代に、河口堰をつくるという話が持ち上がります。当時は、効果がない、自然を破壊するなど大変な批判にさらされました。
そこで、私は地元長良に住んでおりまするし、長良川流域の災害は、戦前はともかく戦後の水害には全部立ち会いをし、その水防に奔走してきた一員として、非常に優しいがいざ怒り出すと大変に怖い川であることだけはよく知っておるわけです。 そこで、こういう三段論法で長良川の水害の未然予防が本当にできるのかどうか。