2008-04-02 第169回国会 衆議院 外務委員会 第4号
ところが、二〇〇五年にこのレンジ4に新たな米陸軍の複合射撃訓練場が建設をされまして、これに対し、地元金武町や伊芸区の住民が反対運動を繰り広げ、一万人が参加した県民集会が開かれ、当時の稲嶺知事も参加をしました。 そういう県民の怒りの声に追い詰められて、政府は、レンジ16の奧に、これも思いやり予算でレンジ4にかわる訓練場を移設すると発表しました。
ところが、二〇〇五年にこのレンジ4に新たな米陸軍の複合射撃訓練場が建設をされまして、これに対し、地元金武町や伊芸区の住民が反対運動を繰り広げ、一万人が参加した県民集会が開かれ、当時の稲嶺知事も参加をしました。 そういう県民の怒りの声に追い詰められて、政府は、レンジ16の奧に、これも思いやり予算でレンジ4にかわる訓練場を移設すると発表しました。
工事の関係者は、実質的な工事の着工だ、こういう説明をしているわけですが、五月二十日に地元金武町は町民決起大会を開いて、この訓練施設の建設に反対の意思を表明した直後であります。住民の意思に挑戦するかのような基地の建設の始め方であるわけです。 三月十二日に私は当委員会でこの問題を取り上げました。
もちろん、先生御案内のとおり、キャンプ・ハンセンへの象のおりの移設につきましては、これまで長い時間をかけて、地元金武町長それから恩納村にも説明しております。平成十一年だったと思いますけれども、説明しております。
ギンバル訓練場の返還については、御承知のように地元金武町では、近隣のブルー・ビーチの返還を先行させてもらいたいということを再三国に要請したはずなんですよ。だが、それは認められなかった。認められていない。ギンバルしか返さぬと言う。また、ブルー・ビーチの返還については、地元が強く要求しているのに反対しているわけでしょう。こういう矛盾があるということ、SACOの内容には。
地元金武町は、ブルービーチをリゾート開発の核にしようと以前から返還要求しているが、事もあろうにそこにギンバル訓練場のハリアー機の離着陸施設を持ってくる、大変怒りを示しているわけであります。 私が今述べたこれらの基地の一部を返したからといって、基地の機能が大きく損なわれることは全くない。
このような経緯にかんがみ、地元民には迷惑をかけないよう、道路の封鎖をしないで、人や車が通らないときに射撃をする方法について、米側、地元——金武村、恩納村でありますが、とも調整し、道路上、着弾地等の安全確認の方法についても米軍と十分調整の上、今回の演習に当たってこの方法をとって実施することといたしました。