1982-04-02 第96回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
ですからこの地下用水というもの、これなんかも宮古島では地下用水を農林省でつくって相当な成果を上げております。これも設計図から何からみんな見せてもらっています。石垣にしてもやはり同じだと思うんです。ですから私の考えは水道パイプを陸に引いちゃう。頭へもっていって本島へ持っていくようにしたらどうか。
ですからこの地下用水というもの、これなんかも宮古島では地下用水を農林省でつくって相当な成果を上げております。これも設計図から何からみんな見せてもらっています。石垣にしてもやはり同じだと思うんです。ですから私の考えは水道パイプを陸に引いちゃう。頭へもっていって本島へ持っていくようにしたらどうか。
環境庁では、工業用水については工業用水法、冷暖房用のビル用水については建築物用地下水の採取の規制に関する法律、これによって地下水の採取の規制を行ってきたところでありまするけれども、これらの制度では対象地域はすでに地盤沈下が起こっているという地域に限られておりますので、未然にこの沈下を防止するためにはなお不十分でありますし、それから地下用水は工業用、ビル用に限らず上水道、農業用水にも利用されておりまするけれども
○春田委員 続きまして、都市用水には河川用水だの地下用水があるわけでございますけれども、これらの水資源が無限であることは考えられません。有限であると思います。
○辻一彦君 新潟の方は、私はガスであるとかいろんな問題があると思いますが、富山や石川、福井あたりではいろんな地下用水を使う場合が多いと思うんですね。この原因について大体おわかりだろうと思うんですが、ごく簡潔で結構ですが、どう考えておられますか。
○近藤忠孝君 地盤沈下の問題に入ってきましたので、地下用水の汲み上げ問題をお伺いしますが、これは通産省からいただいた資料で、岐阜県、愛知県、三重県の昭和三十三年から四十七年までの地下水使用量の推移というものを見ますと、たとえば岐阜県は昭和三十三年二十九万六千トンであったものが、年々増加してまいりまして、四十七年には九十一万一千トン、それから愛知県の場合には三十三年に六十七万三千トンであったものが四十七年
そうすると、四国電力の将来のことを考えましたら、必ず地下用水を取るということに転化することは必至だと思う。そういう状態があります。 だから、湯山先生が質問されたように、将来において淡水化問題はやめて、今度はまた保内町から地下水を取るんだというような申請が出てきた場合には国はどうするのかという質問が出るのは当然のことなんです。
その沈下の原因でございますけれども、沈下の原因の大半は工業用水、それから上水道用水、ビル用水、それから農業用水等のための地下水の過剰くみ上げでございますが、それ以外にも一部の地域におきましては、天然ガスの採取に伴います地下用水が原因をしているという地域もございます。
そういうことにつきましてはやはり厳重に規制をいたしまして、水道を使う使わないはかってであっても、施設があるところにおいては地下用水をくみ上げることは絶対に禁止するというような行政に出なければならぬではないかといま考えておる次第でございます。いずれにしても、これはいずれば規制しなければなりません。
それから地下用水のくみ上げを禁止する。こういうふうにしてやはり総合的にやらないといけないと思いまして、それをあわせて行なうように指導している次第でございます。
建築用の地下用水の制限あるいは工業用水の転換等はいま両大臣のほうからお話がありましたが、私のほうといたしましては、やはり何としても地盤沈下するところが高潮等で非常に危険になりますので、防潮堤を年々これは増強しております。
またかりに関係工場の地下用水くみ上げによる原因が最大の原因であるということになれば、通産省に中心になっていただく。その辺は、調査の結果を見ないと何とも言えないという感じがいたすのでございます。
○鈴木説明員 ただいま申し上げました日量にして四十五年度までに二百五十万トン確保するという計算の基礎には、ただいま先生御指摘のビルの地下用水の汲み上げを規制する、水道に置きかえるという計画が毎秒二・七トン、日量にしますと二十万トン強でございますが、その計画が盛り込まれてございます。
多寡は別といたしまして、そういうことをやっておりますし、そのほかに消防自動車、これを全国各都市数百都市にわたって毎年やっておりますし、それから最近は東京都の水不足で非常に消火上困難を来たしたというので、地下用水貯水池、が非常に必要だということを、朝日の天声人語でも書きました。そういうことにヒントを得まして、本年度、つまり三十八年三月末までの年度におきまして、とりあえず十個を寄贈いたしました。
そこで、地盤沈下につきましては、私どもが先ほど申し上げましたように、関係しております点は、そういう地下用水のくみ取りをどうやって別の方法でカバーしていくかということでございますから、総体の需要がそれだけある以上は、それ以上の——高山ダム等による以上の水源を求めなければならないわけでございまして、この点は総合開発計画等を立てる必要がありましょうが、やはり琵琶湖の利用ということに帰着せざるを得ないというふうに
これだけの整備をして、この地域の地下用水のくみ上げ量が年次的にどのくらい減ってこれが地盤沈下の防止にどれだけ役立つのか、こういう計算が出ておるはずだと思うのですが、この点はどうなんでしょうか。
○石川委員 あまり長く質問する気持はないのですけれども、今の答弁で私の言いたいのは、ビル用の地下水というものは、千代田区、中央区は実際に地盤沈下が行なわれていないかもしれないけれども、この数字から見ると、地下用水のくみ上げが相当ある。水というものは江東地区だけにあるのじゃない。ずっと流れてくる。
これは常識ですし、今さら申すまでもありませんが、その原因はほとんど地下用水だということ、これも定説に近いと思います。
地下用水採取というものは、その地区だけが沈下するというのではなくして、ずっと一帯の流れになっておるから、上の方でくみ上げたものでも、間接的にかもしれませんが、影響があるのではなかろうか。従って、地盤の沈下する場所だけ指定することによって万全の対策になるかという点に非常に疑問を感ずるのでありますが、その点はどうでありますか。
さらにもっと広く考えれば、その地域全体の社会条件を悪くする問題でございますので、これは、その必要に応じまして、たとえばビルの地下用水の汲み上げというものにバランスして、工業用水の汲み上げということにもし不十分な点がございましたならば、これを十分検討いたしまして、必要な限度にこの用水の汲み上げを規制すべきものであるというふうに考えるわけでございます。
くみ上げた地下用水が使われておる。工事用水道というものがない。だから地下水がたくさんにくみ上げられているというのが江東デルタ地区の実情だとしますと、これは現在の時点において高潮がきたという場合に、東京では、ひざを没する以上の深みになるところはどの辺でございますか。
ただ、もう一つ大阪の場合を考えますと、ビルの地下用水の問題があります。これについては、今建設省の方で具体案をいろいろお考えのようであります。私どもといたしましては、そういった方向でこの根本的な事業が行なわれるということを前提にいたしまして、高潮対策事業の計画を見ておるわけであります。
ところがここで水位を一メートル変えるということになりますと、農業用水の取入口等も全部変わってしまう、それから地下用水というのも全部狂ってしまうということで、非常に大きな問題になるわけです。従って、滋賀県あたりでも非常な関心を持っておりますし、それから岐阜県、茨城県あたりになりますと、歴史的にいろいろな経緯があるわけであります。
この現象は昭和十六年を最高として徐々に減少し、終戦後一時工場の機能停止に伴い、地下水のくみ上げが中止されるに及んで暫時その停止を見ましたが、また工場が再開されるにつれて工場の地下用水使用が逐次増大するに従い、再び地盤沈下が台頭し始め、全工場が戦前以上に復興するに及んで沈下速度は顕著に進行してきたのであります。