2007-11-16 第168回国会 衆議院 外務委員会 第4号
ちなみに、先月には、インドで行われました備蓄技術セミナーに私ども日本の、インドでは地下に備蓄タンクをつくりたい、こういうことでありましたので、その備蓄地下基地建設の技術あるいは操業技術の紹介ということで大変好評をいただいたようでもあります。
ちなみに、先月には、インドで行われました備蓄技術セミナーに私ども日本の、インドでは地下に備蓄タンクをつくりたい、こういうことでありましたので、その備蓄地下基地建設の技術あるいは操業技術の紹介ということで大変好評をいただいたようでもあります。
北朝鮮には地下基地も相当数あるようです。また、最近、北朝鮮では固体燃料のミサイルが開発されたとの情報もあります。つまり、いつでも発射可能な状態にあるということです。そもそも事態の急変とは、限られた時間のスパンではなく、いつでも起こり得るものなのです。今後、期間を区切った命令というのが有名無実化しないかとの懸念が生じます。以上の点につき、防衛庁長官、お答えください。
例えばミサイルについての地下基地というか、そういう意味ではいかがでしょうか。
御承知のように最大の地下基地の例をあげますと、コロラドスプリンクスにございますNORAD、北米防空令部ですが、これなどは頭の天井が山ですから五メートルもございます。こういうトンネル陣地の奥に、二キロほどトンネルがありますけれども、その奥に鋼鉄でビルディングをつくった中に司令部がおさまっております。つまりそれまでしなければ、核戦争を想定しますと生き残れない、すでにこういう状況にあるわけです。
現在沖繩では、メースBの地下基地が四カ所、ナイキハーキュリーズの地下基地が八カ所、さらに知花、多幸山、辺野古などの核貯蔵基地など、核基地の拡張工事が進められております。これは日本と極東の安全に役立っていると考えられますか、どうですか。
あるいは米大陸における、あるいは周辺地域における地下基地、液体燃料であるものではなくて固体燃料によるミニットマン等がどんどん開発をされていく、こうなってくる。したがって地上の基地閉鎖等が次々に行なわれてくる、こういう結果になってきているんだろうというふうに考えるわけでありますが、そうなると、相当な重点がこのポラリス潜水艦には置かれている、こう考えていい段階だ。
そして、目標である相手の戦略ミサイルは地下基地にしかも分散して配備されておるとしましたならば、たとえば現在のアメリカのミニットマンというICBMはそういう状態で配備されておるのでございますが、そういたしますと、一つの基地をこわしますのに一体何発撃ったならばこわれるかという計算が出てくるわけでございますが、そういたしますと、大体八発から十発撃ちませんと一つの基地がこわれないわけでございます。
片方アメリカの方は、今までの固定的な、いわゆる地上の基地から今度は地下基地へ、ハードからソフトといいますか、そういうふうなことがようやく今問題になりかけている程度であるというようないろいろな点、あるいは内容は何かわかりませんけれども、フルシチョフが、ソ連の科学者のカバンの中には、今までのロケットやなんかともっと比べものにならぬほどおそろしい兵器がすでに蔵されておる、こういうようなことを言っておるようであります
ところが、米国でもソ連でも、すでに昨年あたりから本格的な地下基地の建設が始まっておるのでありまして、米国あたりの公表するところでは、発射台がここ二、三年の間に約二百個作る、ロッキー山脈の方面に作られるという話があります。そこで、もし奇襲開戦をしてこれを破壊いたそうといたしますと、初っぱなに数千発のミサイルを打ち込まなければ、相手の報復力を奪うことはできない。
沖繩をいかように使おうが、全沖繩がミサイルの地下基地になろうが何しようが、発言権は全くない。全島を要塞にされておる。そういうことができるのです。もしわれわれの施政下にあるならば、そんなことは絶対許されない。だから、日本の四つの島の国内と沖繩とは、現状が違うのだ。
その中で国防長官は、兵器の発達と基地問題について述べていわく、今後は潜水艦から発射されるところのポラリス、アメリカ本国に地下基地を作って発射されるところのミニットマン、これが昭和三十九年末までに完成する。しかりとするならば、今後におけるアメリカの世界戦略は一大変更を要求される。その変更は必然的に海外の基地が不要になると述べておられるのであります。