1982-07-06 第96回国会 参議院 外務委員会 第13号
つまり、ソ連が地上発射中距離ミサイルを全土から廃棄するならば、撤去するならばアメリカも欧州への中距離弾、パーシングIIの配備をやめてもいいというそのゼロオプションも支持していらっしゃるわけです。 ですから首相の演説のその翌日にニューヨーク・タイムズが、日本は国連で再軍備を説明したという記事を載せたわけでございますね。
つまり、ソ連が地上発射中距離ミサイルを全土から廃棄するならば、撤去するならばアメリカも欧州への中距離弾、パーシングIIの配備をやめてもいいというそのゼロオプションも支持していらっしゃるわけです。 ですから首相の演説のその翌日にニューヨーク・タイムズが、日本は国連で再軍備を説明したという記事を載せたわけでございますね。
国連軍縮特別総会で、レーガン大統領は地上発射中距離ミサイルの全廃ほかの四提案、ブレジネフ・ソ連書記長は国連へのメッセージの中で提案した核兵器先制不使用宣言など、鈴木総理にはこのような具体的な発言こそありませんでしたが、核廃絶を願う日本国民の決意と、国会の決議をも踏まえた総理の平和三原則を基調とする演説は、国際的にも支持を得たと、ニューヨークにおりました私も受けとめて帰ってまいりました。